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@note103
  • 2025年5月27日
    発達界隈通信
    横道誠さんシリーズ。横道さんの著作の中では比較的古い方のはず。書名から、もっと軽い冊子やムックみたいな感じかと思ったら全然そんなことはなくてすごく充実した内容。 さまざまな当事者による語りで編み込まれていて、とにかく話題が広く、彩り豊か。その後に刊行された『ひとつにならない』に登場する当事者さんもいたりして、話はさらに立体的に。そして何より横道さんの難しいニュアンスを軽やかに描き切る筆力。 1話完結のインタビューがたくさん入ってる感じなので、ちょっとした隙間時間に読めるのも良いところ。数日で読み終わってしまいそう。
  • 2025年5月26日
    ひとつにならない 発達障害者がセックスについて語ること
    つらい話が多いが、不思議と読み手である自分が二次受傷を受けるような感覚はほぼない。性的な話題を中心にしているが、いわゆるエロ要素もほぼ全く感じない。しかし親からの虐待、とくにはカルト宗教の2世としての被害の話はキツい。 と言っても、読まなきゃ良かったという感じは全然なく、やはり著者の語りの見事さというか、ちょいちょい挟まれる自らの(普通だったら)恥ずかしい(と感じるはずの)エピソードと、そのユーモラスな文体がこれをひとつの読み物として完成させている。
  • 2025年5月22日
    ひとつにならない 発達障害者がセックスについて語ること
    最近はまっている横道誠さんの本を電子版で。インタビューというか、聞き書きというか。天性の語り口と博識の奇跡の融合。あっという間に25%読んでしまった。つらい話も多いが、その語りは未来に向いている。
  • 2025年5月20日
    夏葉社日記
    めっちゃいい。これは本当に大手出版社を経てないのかと思うほどの読みやすさ。文章表現は気が利いてるし、章や節の構成も心地いい。 一気に6割ぐらい読んでしまったがもう少しゆっくり読みたい。
  • 2025年5月19日
    ランバーロール 07
    ランバーロール 07
    とりあえず漫画全部読んだ。最後の近藤よう子さんの「ポートレート」に打ちのめされ、ひうち棚さんの「墓じまい」に圧倒された。ひうちさんの作品は初めて読んだけど絵がむちゃくちゃカッコいいな。「ポートレート」は半分ぐらいで完全に持ってかれて、「もうやめてくれ・・」と思いながら最後まで読んだ。これが文学。
  • 2025年5月17日
    ランバーロール 07
    ランバーロール 07
    テーマは「中年」。そして漫画が載ってる。この2点で買った。あとは信頼のタバブックス。じゃあ3点か。
  • 2025年5月17日
    夏葉社日記
    前から気になってたけど、たまたまlighthouseさんに行くチャンスがあったので今が読むとき、と思って購入。文庫サイズでハードカバー、そしてそれを覆うカバーはナシ。カッコいい!
  • 2025年5月17日
    トレーニング
    『象・近場』と迷ったけど現物をその場でパラパラ読ませてもらって、今はこっち! と選択。商業フィルターで濾されずここまで届いた文章の数々。じっくり読むのが楽しみ。
  • 2025年5月15日
    情報は1冊のノートにまとめなさい
    3部作の1冊目。の全面改訂版。3冊目の『人生は〜』の方を先に読んでしまってこちらは積読だったので、あらためて読み始めた。P52まで。
  • 2025年5月15日
    食べることと出すこと
    読み終わった。あとがきまで読み終えて、最後の最後までご本人がこの本の面白さに確信を持てていない様子なのが驚きだった。自分にとっては数年に一度、人生のベスト10冊に入るぐらいの面白さだった。 よくあるパターンで、最初のうちはこれ凄い、めちゃ面白い、とか興奮していてもだんだん勢いがなくなって、「なんだか小さくまとまってしまったなあ・・」みたいになる方が多いけど(というか、最初の印象が強いほどそうなる方が自然)、この本はいくら読んでも未知の発想との出会いが尽きず、なおかつその思考は常に論理的で説得力があり、さらにはまったく押し付けがましさがなく、最初から最後まで面白かった。
  • 2025年5月14日
    食べることと出すこと
    抜書き。p303  貧しい国や地域に行った人たちが、よくこういうことを言う。  そこの人たちは意外なほど明るいと。  子どもたちは屈託のない笑い声をあげている。元気と活力があって、先進国の子どもたちよりずっと幸せそうだと。  こういうことを聞いたり読んだりすると、いつも疑問に思うことがある。  元気じゃない子は死んでいるのでは? * 20年後には当たり前になっている発想かもしれないが、今これを言えるのはすごい。
  • 2025年5月13日
    食べることと出すこと
    239まで。第8章がもうすぐ終わる。全部で329なのであと100ページを切った。以下抜き書き。 ===  弱者への同情に欠ける人に対して、よく「明日は我が身だよ」ということを言う。これは逆効果ではないかと、私はつねづね思っている。  不幸な人を嫌悪したり軽蔑したりする人たちの心の底にあるのは、恐怖だと思う。「明日は我が身」という思いがどこかにあるからこそ、おそろしくて、見たくないし、近づけたくないし、自分はちがうと思いたいのだ。  人間は誰でも病気になる可能性がある。だから、病人というのは、おそろしい見本だ。できれば、見て見ぬふりをしたいというのが、基本的な感情ではないだろうか。 『積まれた丸太は、火中の丸太を笑うものだ。』(ケニアのことわざ)  自分も燃やされることを知らないから笑うのではなく、自分もいつ燃やされるかもしれないから、それで火中の丸太とは違うと思いたくて、それで笑うのではないのだろうか。恐怖に裏打ちされた、差別と笑いだと思う。 p235 第8章「孤独がもれなくついてくる」より === この心情、自分もそのように思っていた。クルド人ヘイト、在日朝鮮人ヘイト、女性嫌悪、トランスヘイト、彼らヘイターたちは半笑いで差別発言を繰り返す。そしてその差別行動はどれもヘイター自身の薄暗い未来に対する恐怖が根源にあるように思う。その恐怖を打ち消すための、そこから全力で逃避するための差別であり、笑いであり、暴力であり。 こういう目が覚めるような慧眼が随所に散りばめられている。大半は、誰も言っていない(少なくとも自分はこれまで50年の間一度も見聞きしたことがない)発想。言い当て。それに満ちている。
  • 2025年5月13日
    食べることと出すこと
    172、第5章まで終わった。壮絶であまりにも大変な話ばかりなのに、カラッと笑わせるところも多い。桁違いにドライな視線が自分自身に注がれている。ページが進むにつれて、ユーモアが単に軽やかなのではなく不思議な手触り、質感を伴ったものになってくる感じがある。 記憶と挿話と哲学で編み込まれた巨大な地図のよう。これでもちょうど半分ぐらい。何と重厚な本であることか。めっちゃコスパいい。
  • 2025年5月11日
    象・近場
  • 2025年5月10日
    人生は1冊のノートにまとめなさい―体験を自分化する「100円ノート」ライフログ
    少しずつ読み継いでついに終わった。シリーズものの他の2冊も読んでいる途中。似たような話は多いけど水増し感はない。ライフログに関する試行錯誤の過程を誠実かつライティングのプロフェッショナルとしてしっかり形にされている感じ。1週間ほどで読み終わった。
  • 2025年5月10日
    地平2025年6月号 2025年 6月号
    仁藤夢乃さんと辛淑玉さんの対談目当てで購入。しかしその他の記事や連載もすごい読み応え。定期購読するかな・・。 創刊号買っていたけどほぼ積読なのでそっちから読むか。
  • 2025年5月10日
  • 2025年5月9日
    食べることと出すこと
  • 2025年5月6日
    新書520 下流老人
    ジムの帰りにふと寄った本屋で目に留まって気になってそのまま購入。
  • 2025年4月30日
    すべてのことばが起こりますように
    すべてのことばが起こりますように
    すごかった。がっかりさせられる行が一行もなかった。これをどこかの新人賞に送るのではなく自分で版元を立ち上げて保坂さんやぺギオさんに評価させてしまうのは100%正しい。その初版に遭遇できたのは幸運だった。
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