
yt
@yt
2025年8月8日

アラン・ケイ
アラン・C.ケイ
読み終わった
「同時に参照したい情報が大量にあり、画面に収まりきらなくなることも少なくないので、われわれは"ウィンドウ"という、物理的な画面内の仮想の表示枠を開発した」(p70)
パソコンを作った人の1977〜1984年の論集。
コンピュータをメディアとしてとらえ、その機能はコミュニケーションと夢想を増幅して人間の能力を拡張すること。
「コンピュータは運転するべき車なのか、それとも書くべきエッセイなのか」(p117)
優れたUIは紙や粘土のようにユーザが作り変えられるものだ。
未来予測には経済的価値はあるかもしれない。
でもそんなことは瑣末でつまらないじゃないか。
歴史が追認するなんて、つまりはその程度の発想だったわけで。
その点、理想のダイナブックはまだ完成していない。
コンピュータ開発の方向はもう違ったものになったようで、歴史はアランケイに追いつけなかった。









