旅するやまねこ舎 "子どもの本のもつ力" 2025年8月20日

子どもの本のもつ力
初出は月刊誌『クレスコ』の約6年にわたる連載。著者の選書の視点が明確で、1冊につき2ページで本の魅力が語られるのはブックガイドとしてもエッセイとしても楽しめる。岩波少年文庫『真夜中のパーティー』、あすなろ書房『ハーレムの闘う本屋』は是非読んでみたい。
旅するやまねこ舎
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@t_yamanekosha
著者は北朝鮮生まれ。4歳だった1946年に日本人抑留者住宅を脱出し、38度線を超えた。川を渡る時のエピソード(P107)は壮烈。リリアン・ムーア『ぼく、ひとりでいけるよ』の主人公、あらいぐまのリトル・ラクーンに会いたくなった。
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