
JUMPEI AMANO
@Amanong2
2025年8月14日

読み始めた
カフェ読書
〈かの女たちの言葉は、「小さな声」を不揃いなままで束にすることで、「わたし」という個を消し去ることなく「わたしたち」という群れとすることで姿を顕わすことを可能とし、その潜勢力を手渡すための言葉として読まれる。/「わたし/たち」の表現という点において、三人の女たちは、『サークル村』の集団論の批判的な遺産相続人である。〉(12頁)
ここ数日はテンポよく読むことを重視していたけど、久々に腰を据えないと読めない本。
メモ:「わたし/たち」=「斜め線を引かれた女たち」については16頁、「思想文学」という著者の造語については20-25頁(前近代からの歴史をもつアジア漢字圏における「文」という言葉が念頭にあるという)。




