Reads
Reads - 読書のSNS&記録アプリ
詳しく見る
JUMPEI AMANO
JUMPEI AMANO
JUMPEI AMANO
@Amanong2
天野潤平。文鳥の世話人。本の編集者。2025年3月からの読書日記(新刊書籍がメイン)。自分の仕事は「はてなブログ」にまとめています。発言は個人の見解です。
  • 2025年11月24日
    世界2025年12月号[雑誌]
    特集2の残り5本を読む。
  • 2025年11月24日
    生き物の死なせ方
    紀伊國屋じんぶん大賞。数年ぶりに投票。 【コメント】 読む前には戻れない。生き方でも死に方でもなく、「死なせ方」を巡る探究を展開する本書はそれ程までに私の目を変えてくれた。理論を振りかざさず、小さな死の現場に徹底してこだわりる著者の姿勢には好感が持てる。死の手触りと賑やなざわめきが節々から響いてきて、いつの間に読者である私もその現場に巻き込まれている。
  • 2025年11月24日
    軍事化される福祉 米軍統治下沖縄をめぐる「救済」の系譜
    紀伊國屋じんぶん大賞。数年ぶりに投票。 【コメント】 福祉やケアは無条件に善であると思っているとしたらあまりに素朴である。ウェルフェアとウォーフェアがどれだけ複雑に絡み合いながら人々の命を規定してきたか。その歴史を知れるだけでも読む価値があるが、統治の網の目に絡め取られながらもそれをかいくぐり、生きようとした人々の意志の痕跡を記録したことが何より尊い。
  • 2025年11月24日
    性/生をめぐる闘争
    紀伊國屋じんぶん大賞。数年ぶりに投票。 【コメント】 安全保障をめぐる歴史と現状(日本も無関係ではない)が両国の人々の性/生をどのように規定してきたか。冷戦という観点を外さずに考えるための重要書。排除だけでなく包摂もまた境界設定をめぐる政治である。名ばかりの包摂に絡め取られず、ラディカルな可能性を放棄しないために、ここにある歴史を多くの人と共有したい。
  • 2025年11月23日
    世界2025年12月号[雑誌]
    特集2「高市以降の政治地図」から2本読む。 〈ディーツに批判された「文脈依存的」な思考には、誰一人同じ立場におらず、だからこそ、一人ひとりがその状況において身につけた知はなるべく多く社会に提示されることが社会不正義の是正につながるという含意があった。フェミニストたちはそれを、「状況づけられた知(シチュエイティッド・ナレッジ)」と呼び、異なる文脈におかれた一人ひとりが、その知をもって社会において声を上げることの大切さを訴えた。〉 岡野八代さんも書いている通り、本当にこういう声や知がますます届かない(届くことが期待できない)社会になりつつある...
  • 2025年11月23日
    世界2025年12月号[雑誌]
    文学フリマの行き帰りで特集1を読み終わる。
  • 2025年11月23日
    世界2025年12月号[雑誌]
    90年代生まれの書き手に書かせたという《これからの世界》の4本を読む。
  • 2025年11月22日
    沖縄に立ちすくむ―大学を越えて深化する知 「ちゅらさん」「ナビィの恋」「モンパチ」から読み解く〈沖縄〉の文化の政治学
    ぱらぱらめくっていたら、古くからお世話になっている先生が学生として発言している箇所があって、おお〜となった。
  • 2025年11月22日
    地平 2025年 12月号
    読み忘れていた書評コーナーと、特集3「宗教2世の苦悩」の2本を読む。
  • 2025年11月22日
    世界2025年12月号[雑誌]
    〈本稿はメディアをとおして鳴り響く極右政治家の怒号を論じるのでなく、あるいはリベラリズムの復権を提唱する首相の演説をとりあげるのでもない方法で、現在の政治に対する歴史的な介入を試みたい。わたしたちは未来や現在のために過去を忘却したり否定したりするのでなく、過去の内部に潜む、現在の線引きを揺さぶる契機を探してみたい。本稿が試みるのは過去への介入であり、旧宗主国に生きる私たちが脱植民地化を論じるための導入である。〉 『世界』創刊1000号。福永玄弥さんの論考より。まさに今、こういう「〜でもない方法」での「試み」が必要だと思う。
  • 2025年11月22日
    たとえば「自由」はリバティか
  • 2025年11月22日
    日本遠国紀行
    日本遠国紀行
  • 2025年11月22日
    編集の明暗
    編集の明暗
  • 2025年11月22日
    生活史の方法
  • 2025年11月22日
    世界2025年12月号[雑誌]
  • 2025年11月22日
    地平 2025年 12月号
    特集1残りの4本も読み終わる。 戦場体験放映保存の会・田所智子事務局次長が記憶する、不戦兵士の会・初代代表理事の大石嗣郎の語り。遠藤美幸の論考、95頁より。 〈もともとこの会は元投降兵の集まり。普通の反戦運動の集まりではない。だから「不戦」なんだ。戦時の「不戦」と平時の「反戦」、これは意味がぜんぜん違う。戦時でも戦わない、自分の生き方(信条)を貫く、その結果が「不戦」なんだね〉
  • 2025年11月21日
    地平 2025年 12月号
    今日も特集1から2本読む。
  • 2025年11月20日
    地平 2025年 12月号
    特集1「加害と和解——東アジアの不再戦のために2」から2本読む。こんな気持ちで読むことになるとは、と思いながら読む。
  • 2025年11月20日
    まとまらない言葉を生きる
    長いけれど引用。9-10頁より。 †  こうした言葉は、中身があるのかどうかはわからないけれど、発信者の威勢の良いときには価値がありそうに見える。あるいは、威勢の良さだけが価値を担保しているとも言える。なんだか「軍票」(軍が発行する特殊な通貨、「軍用手票」の略)みたいだ。  ああした言葉に「頼もしさ」や「雄々しさ」を感じてしまったとしたら、一度立ち止まって、深呼吸してみて、自分がつかまされているのが本当に軍票じゃないかどうかを確認した方がいいだろう。   [...]  軍票的な言葉は、自分の価値が下がらないように、本当は自分に価値なんてないことがバレないように、常に敵を作り、対立をあおり、気勢を上げる無限ループを走り続ける。  そうした言葉が、言葉を壊していく。
  • 2025年11月19日
    オルタナティヴ地域社会学入門
    オルタナティヴ地域社会学入門
    第三章「観光・レクリエーション利用者」、第四章「移住者」も読み終わる。
読み込み中...