Mika
@tao_rs_
2025年8月15日

よだかの星
中村道雄,
宮沢賢治
かつて読んだ
「お日さん、お日さん。どうぞわたしをあなたの所へ連れてってください。やけて死んでもかまいません。わたしのようなみにくいからだでも、やけるときには小さなひかりを出すでしょう」
辛かった時代に大学図書館のすみっこで読んで、静かに泣いた。
誰にも受け入れてもらえず絶望していたよだか。新たな場所へ向かうも、そこでも受け入れてもらえない。そして最後には、赦しを乞うことをやめて、自ら選んだ場所へと飛び込んでいった。
そんな姿が美しくて、勇気と希望をもらった。
よだかのように、燃えていたいなあと思う。