
aino
@aino8
2025年8月21日

火狩りの王 〈四〉星ノ火(4)
日向理恵子
読み終わった
理想と希望の物語だった。理想の世界が描かれるまでの犠牲と年月がすさまじいし、なんなら理想と全くかけ離れてさらにひどい世界になる可能性も十分に秘めている。でも絶望から望みを捨てなかったことや、命を大切にしたい気持ち、大切な人の力になりたいなどのささやかで熱い思いは世界を変えるんだーー泣などと思った。
死を悼む人たちの姿が印象的だった。繰り返し描写されている。
何度も話し合い、過去から学び、失敗を恐れず、そして何より理想をかかげて進むことの希望を噛み締めた作品だった。
世界を連呼していて恥ずかしい(自分が)。外伝も必ず読む。
