あまね "ヤマケイ新書 クマ問題を考え..." 2025年8月24日

あまね
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@sennadasilva
2025年8月24日
ヤマケイ新書 クマ問題を考える 野生動物生息域拡大期のリテラシー
ツキノワグマがメインで、7年前の本。 獣害の対処法や生息地域の変化など、ずっと前から現場は発信していたそうである。現在の状況はある意味人災。誰も山で生態調査をしなかったことと、発信に耳を傾けなかったことのツケかもしれない。 熊の事故、という表現に食害が隠匿されていたとは知らなかった。被害者の立場を慮ってのことらしい。 熊に限らず、鹿、猿、猪など野生動物は年々増加し、AI、ドローン、銃器など機器は進化しても、事件が起きたら道具を担いでいつ終わるともしれず山に入っていくのは「人力」以外になく、その人数は年々減少している。 そして被害者がいたり、田畑が荒らされても、駆除には数種類の法律(本書では6種類)と蚊帳の外から動物愛護が叫ばれる。 果たして被害は減るのだろうか。
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