まいける "昭和からの遺言" 2025年8月25日

昭和からの遺言
「よしもう世間に恐いものなどない 町にとび出し 雷を落とそう 雷おやじの伝統を継ごう!」 倉本聰さんは『昭和からの遺言』で雷おやじになり 腹の底から雷を落としまくる。 『北の国から』で伝えたかったこと フクシマの原発事故後に伝えたかったことを 直接的に声高に訴える。 特に瓦礫にまみれた東京を 腹をすかした人々が重機もすがる人もない中 瓦礫の山をどうやって片付けて行ったのか 激しく迫ってくる。 今の生活の下敷きにあるものに気付かされる 叫びだった。 深く深くえぐられた。
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