
まいける
@bluesky42195
2025年8月25日

昭和からの遺言
倉本聰
読み終わった
感想
「よしもう世間に恐いものなどない
町にとび出し 雷を落とそう
雷おやじの伝統を継ごう!」
倉本聰さんは『昭和からの遺言』で雷おやじになり
腹の底から雷を落としまくる。
『北の国から』で伝えたかったこと
フクシマの原発事故後に伝えたかったことを
直接的に声高に訴える。
特に瓦礫にまみれた東京を
腹をすかした人々が重機もすがる人もない中
瓦礫の山をどうやって片付けて行ったのか
激しく迫ってくる。
今の生活の下敷きにあるものに気付かされる
叫びだった。
深く深くえぐられた。
