まつげ
@matsuge_t
2025年8月26日

ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日
パリッコ,
スズキナオ
読んでる
2025.8.26 ここ2-3年以内?にFolk old bookstoreさんで買ってから積んでいたサイン本をなんでかパラパラ開いてみた。
サイゼリヤのメニューも注文方法も今は変わっているし、他にもこの本の校正時点で閉まってしまったお店があることを知る。改めて調べてはいないけど、本書に掲載されていてもうやっていないお店は他にもありそうだ(著者が「酒の穴」のおふたりなので、なにせ飲食店の紹介が多い)。本書はweb記事の再録がほとんどなので、取材→web記事公開→本書への掲載→わたしが読んでいる今、という時間軸の経過がある。記事によってはコロナ禍前のものもあり、著者たちもそのことに言及している。
即時性マックスのweb記事が紙の本になってるのって何がいいんだ?と思ってこの本を手に取ったけど、読んでその疑問が解消した。
ブログやweb媒体ってきっかけがあるとすぐに消えてしまう寂しさがある。好きな個人ブログとかもう何個もなくなってしまったし……それは管理人の判断だしインターネットってそういうものだ。
紙の本になっていさえすれば、そしてその本が手元にあれば、少なくとも本に掲載された情報にはwebからの削除後もアクセスできるよね、ということを思った。

