いっちー "すこやかな服" 2025年8月27日

いっちー
いっちー
@icchii317
2025年8月27日
すこやかな服
すこやかな服
マール・コウサカ
・人におすすめしてもらって服飾学校に通いはじめたとは。 ・そして作りたいイメージがたくさんあったとは。 ・内勤で生産管理をできるの楽しそう、そしてそれも焦りがあったからこそだと思うと人生なにが良いかは分からない。 ・「「頑張らなくても続けられること」を見つけられるかを大切にしている」(p44)なんかは、「生きのびるための事務」でおなじみになった坂口恭平さんとおんなじだと思う。 ・消費の逃げ道、という考え方。これがすこやかさにつながっている ・「はじめ」というのは「こだわりすぎる必要はないけど、いつか思い出したときに「あの時のベストを尽くしたな」と思えるものじゃないといけません」(p49)これは大事。お客さんのためにも、そして勇気ある一歩を踏み出すためにも大事な考え方。コウサカさんはこういう考え方のバランスが良いと感じた。まさにすこやか。 ・無印良品で働いたことがかなり影響してるんだろうな。「「プロダクト」として使い果たされたかった」(p52)という欲求は、それこそ生産管理とか、無印良品でのバイトの経験がないと出てこないものな気がする ・マッチングサービス「nutte」を見つけた母、ナイスすぎる ・考えてみるとセールが当たり前の風潮って確かに異常だ。消費社会の最も先にいるファッションで、すこやかな消費を目指しているというだけで、大きな意味があるな ・「数字は追わない、数字に追われない、数字と追う」(p92)も、コウサカ氏のすこやかさが見える。こうした考え方にたどり着ける人は実は少ない。みんな“麻薬”(セール前提の価格設定、キャンペーン、クーポン)に手を出してしまう。 ・「明るい機会損失」(p94)の考え方が本当に明るい。コウサカ氏自らの感覚がすこやかだから、「お客さんも待ってくれる」と思えるのだろう。 ・「言語化できないレベルで「感情を揺らす」服を作ること」(p102)これはものづくりしてる人たちが目指していることなのだろうな。たとえプロダクトでも、そこには魂がある。 ・「本は重たいSNS」たしかに、foufouは本が書けるくらいの重さ、哲学を持っている。 ・おしゃれと消費は関連性が高い、と先日読んだ和装しかしない甲野善紀氏の本を読んで思った。甲野氏はあるタイミングで和装しかしないという人生を選び取ったからこそ、突き詰めることができたのだろうと思う。 ・同じ話が2度3度出てくるのはどういう本のつくり作り方をしてるのだろうか。そこだけが残念
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