書庫 "サイレント 黙認" 2025年8月30日

書庫
@was1905
2025年8月30日
サイレント 黙認
読み終えて、1つの事件を巡るドキュメンタリーを見たような気持ちになった。 ニュースで報道される加害者にも、その人なりの生きてきた人生があったんだろうと、想像させられる話だった。 きっと本の中の話だけでなく、こういうことは実際に知らないだけで現実にもあるんだろう。 「人の心の中には獣がいて、ふとしたきっかけで、それに飲み込まれてしまう可能性が誰にでもある。それを止めてくれる人が周りにいること、自分の事を気にかけてくれる人がいる事が、いかに幸せな事か。」(要約)というような言葉がとても心に残った。 いくつもの黙認が重なって起きた事件だけど、最後に見て見ぬふりをしなかったから、それを終わらせる事ができたって事なのかな。
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