
卯月
@uzuki_books
2023年2月5日

冷たい校舎の時は止まる(下)
辻村深月
買った
かつて読んだ
感想
身近な人が死んでしまった時の痛みや喪失感は、たいていの方が一度は味わったことがあるでしょう。しかし、私たちはどこかで立ち直っていきます。
でも、立ち直るということは、その人のことを忘れるということではありません。私は、悲しみから立ち直れた時、そこで初めて失った人を思い出す余裕ができると思ってます。
痛みも喪失感も自分のものとして受け入れて生きていくこと。 それはそう簡単にできることではありません。
しかし、その生き方を選んだ8人はとても強いです。私は彼らの生き様をとても美しいと思いました。
