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@nnnc062
2025年8月31日

園芸家12カ月 改版
カレル・チャペック,
Karel Capek,
小松太郎
買った
読み終わった
自分もサボテンを育てているのでひどく共感するところもあり、声を出して笑う箇所も多々あった。
最後の方で、カレルは「われわれ園芸家は未来に生きているのだ」と書く。10年経った後この植物はなんと見事に育っているだろうと思いを馳せ、その10年が待ちきれない!と。
カレルは1938年、ナチのプラハ進駐のすこし前に死去。挿絵もしている兄のヨゼフは強制収容所で死去する。
植物を愛する者の「来年は何を植えよう」という未来への希望すら、虐殺は全て奪い去った。
