中学生くらいまで、自分の意見を言うとよく「自己主張が強い」みたいに受け取られるけど、これが男ならリーダーシップとか自分の意見がハッキリあって良いみたいになるの解せんな〜と思っていた。 自分なりに頑張って勉強して入った高校では、意見はただの個性として許容してもらえて楽しかった。 キャラを作ったり抑えたりせず、伸び伸びとした人間関係の心地よさを知った。 大学はあっという間。バイトばかりして、お客や一緒に働く男性に少しずつ違和感。 新卒で働き出してからはこの本に出てくるような言葉はひと通り言われたし、いくつかは自分も誰かに思ったり言ったりしていた気がする。 それがどこから来て何に起因しているのかごちゃごちゃに絡まったものをほぐすように書いてあって嬉しかった。 読みながら色んな場面が思い出される。 その時の顔をしかめたり対処に困った私に未来からテキスト送信したい気分。 その疑問は必ずや言語化出来るし、同じようなことに気づいて調べたり本を書いたりしている人ももっと増えるし、それを読んだりして理解を深める日が来る。 だから、こんな小さなことをモヤモヤ考える自分がおかしいのかな？なんて思わなくていい。小さくない。おかしくない。