

はな
@hana-hitsuji05
ここ数年、随分と本から離れていました。
またスイッチ入ってきたので書き留めたいと思います。
最近少し不思議な危機感があって、読める時に読まないと読みたい本たちにどんどん追いつけなくなるような焦りがある。
興味のあるテーマや作家から芋づる式に攻める。お薦めされた本を手に取ってみる。
- 2025年8月26日クセがすごすぎる 世界の鳥図鑑今泉忠明,森松輝夫読み始めた図書館で借りた鳥好きの小学生とどちらが知っている鳥が多いか対決しようと思ったら病気で休んだ。 イラストも良いけれど図鑑はやっぱり写真も欲しいな。 でもクセ強のタイトルに惹かれた。 また色々借りてみよう。
- 2025年8月26日僕には鳥の言葉がわかる鈴木俊貴読み始めた図書館で借りた鳥の好きな小学生にお薦め出来るかも?と思い読んでみている。 今の所めちゃ好みの感じに面白い。 ルビふってある子ども版出たら最高やなと思う。 自分のすぐ傍にある当たり前の光景の中に全く違う世界が存在するってとっても可能性感じて希望が持てるし、動物たちはモブではなく人間も世界中の動物の中の1種類なだけだって思い返せる気がする。
- 2025年8月26日読み終わった図書館で借りたChapter12 おじさん・おばさんになりたくない時に読む本 坂の上の雲 司馬遼太郎 昔、交差点にベリーショートの白髪の女性が背筋まっすぐ信号待ちしてる姿を今でも色んな場面で思い出す。 歳を重ねると段々と目指したくなるような人が減ってくるなと感じた時があって、その女性は最後まで私の心の目標に残り続ける気がする。 かっこいいとは姿勢だ。そして姿勢は生き様だ。丸く曲がった背中で、でも自分でカートを押してゴミ出ししているかなり高齢の女性にもそれを感じる。 背中が曲がっているとか真っ直ぐかどうかというよりは、生き様を感じる背中かどうかだ。 Chapter16 眠れない時に読む本 海 小川洋子 夢とは自分だけの現実のこと、だからそれを届けてくれる本が海だ、という部分が良かった。 Chapter22 女に生まれたくなかった日に読む本 愛すべき娘たち よしながふみ よしながふみの漫画を推した時点でこの本自体が信用できるなと思った。 小学校高学年になる前には既に『男の方が得だな。次に生まれ変われるなら女ではなく男になりたい』と思っていた。 母から娘へ代々受け継がれる価値観の束縛やら不自由さを身を持って知っているから、この漫画は本当に刺さった。 よしながふみはどのジェンダーを描かせても結局のところ人間の本質を行間で伝えてくるので敵わない。 まだ男に転生していないので男のしんどさは知らないから、家父長制について更に知りたいなと感じた。 Chapter23 男に生まれたくなかった日に読む本 現実入門 ほんとにみんなこんなことを? 穂村弘 これ、面白いな。 私もしょうもないけどそういえばやってみたことないじゃんってことにどんどん挑戦してみようと思えた。 Chapter28 自炊したくないときに読む本 きのう何食べた? よしながふみ これは本当に著者の言うとおりで、この漫画は本当〜に料理を作りたくさせる。 自分のことを後回しにして労われない時、もう作ることもそれを食べて消化することさえしんどいわ、という時にせめてこの漫画さえ読めば、あ、また回復したらなんか作るかと思える。 そして誰かが作ったものに対する感動をどのように伝えるのかも学びとなる。 Chapter29 失恋した時に読む本 ペンギン,日本人と出会う 川端裕人 鳥図鑑も読んでて、ペンギンカードゲームもやったばかりなので、ペンギンがこれほど研究されている日本に対して興味が湧く。 水族館にいるような生き物を育てるのがとても上手い人たちがいるな。 Chapter32 病気になったときに読む本 ガラスの仮面 美内すずえ これ本当に熱量の半端なさが語彙を超える漫画。 生きててこんなに真剣になったことあるかな?いつかな?それを継続する心の支えって何かな? 自分を超えるものと戦う少女たちの物語。 それは何かに挑戦している人、壁にぶつかったことのある人なら感じずにはおれないと思う。 ・名作の長編にまで手が出せるかわからないけど、敬遠しすぎてるおかげで出だしさえ知らないから、私の場合は嵐が丘とか風と共に去りぬとかホテル・ニューハンプシャーこそ入院した時に読んだら良いのかもしれない。
- 2025年8月26日父さんはどうしてヒトラーに投票したの?ディディエ・デニンクス,PEF,戦争ホーキの会,湯川順夫気になる
- 2025年8月26日
- 2025年8月26日悲しくてかっこいい人イ・ラン,呉永雅気になる
- 2025年8月25日選んだ孤独はよい孤独山内マリコ気になる
- 2025年8月25日ネット右翼になった父鈴木大介気になる
- 2025年8月25日私がフェミニズムを知らなかった頃小林エリコ気になる
- 2025年8月24日
- 2025年8月24日読んでる図書館で借りたChapter3 女になりたい時に読む本 『女生徒』太宰治 男の人の描く女性の描写に苦手なジャンルがあって「そんなこと女の人は考えたり言ったりしないよ!」と口角下がることあるんだけど、書き手が自分から最も離れた人物像に自分の言いたいことを代わりに言ってもらってるのかもしれないという視点は良かった。 これがなければ、ただの一方的な願望や思い込みの中の女性を書いているのかなと。 なるほど確かにそういう視点で書かれているものもあるのかもしれないと思えた。 Chapter4 不当な扱いを受けた時に読む本 『嵐が丘』エミリー・ブロンテ Chapter7出張のお供に持っていく本 『バートン版千夜一夜物語 第1巻』 この2冊はタイトルを聞いたことあるのにしっかりと文字で読んだことのない本たち。 読もうかな。 長いと、中々他の本が読めなくなるから迷ってしまう。 Chapter8悔しい時に読む本 『走ることについて語る時に僕の語ること』 村上春樹 実は村上春樹が苦手。 このタイトルからも何かほのかなしつこさと承認欲求のようなものを感じてしまう。 (それは作者ではなく私の汚い心が反映されてるとは思う。好きな人ごめん 他の本も何度もリトライしたけど、その部分がどうしても無理で読破出来ない。 でもここで紹介されている部分を読むと、絶対ウマが合わないやつなのに間違いはないが、良いところもあるんじゃん…みたいな感覚になってびっくりした。 これは私にとって月面着陸くらいの大きなことで、春樹に対してリンクする部分が存在するとさえ思えなかったから本当に驚いてて今ならこの紹介された本なら読めそうな気がする。
- 2025年8月24日
- 2025年8月24日オックスフォードの女性哲学者たちクレア・マックール,レイチェル・ワイズマン,木下頌子気になる読みたい@ シスターフッド書店Kanin
- 2025年8月24日アーベド・サラーマの人生のある一日ネイサン・スロール,宇丹貴代実気になる
- 2025年8月23日夏のルールショーン・タン読み終わった図書館で借りたポツンと呟くような文章に対して「え、なんで?」と理由のわからないものと「確かにそうだな」と思うものがある。 意味のわからないページに対しては、ひたすら絵を見つめて答えを探してみようとする。 『翻訳をジェンダーする』を読み終えたばかりなので、作者と翻訳者のジェンダーが気になったり、原書と照らし合わせて読んだらどんな感じになるのか確かめてみたいな〜など思う。
- 2025年8月23日翻訳をジェンダーする古川弘子読み終わった図書館で借りた子どもの頃、海外の児童文学ですごく独特な言い回しや表現に困惑することがあって、え、これ面白い感じに言ってるのかな?わからん!となることが頻繁にあった。 なので他言語を翻訳する時、どこまで真のニュアンスに近づけることが出来ているんだろう?と不思議に思っていた。 私は書いた人が感じたものを感じられているのかな?とか。 言葉をその通りに受け取るだけでは理解したとは言えず、その国や場所、文化的な背景とか常識も併せて知っていればピンと来ることが多いんだろうな〜。 世界中でちょいちょい誤読しながらもその作品を愛している人たちの中の1人が自分かも。 『見える化』って見えているけれど、ピンポイントで注視していなかったものに目を凝らす、立ち止まることな気がする。 ただの景色のように気にも止めず見ている、そういうことが本当に多い。 知ってたけど、見えてたけど、そんな風には考えたことなかった!ということがこれでもかと現れる。 漢字のことを真名と呼び男の言葉とし、そこから派生した平仮名は仮名、仮の名!で女の言葉。これ、アダムとイブみたい。 シンプルに疑問なんだけど、女が出産しなければ男も女も生まれてきてはいないのに、どうして男から派生して女が生みだされたような表現があちらこちらにあるのか。 また、女性の体についての本を女性たちがネットもなく今よりも身動きの取りにくい社会の中で編纂したこと、それが言葉の変化に現れて、意識を変えてきたことに本の力、言葉の力を感じた。 少し前に読んだ「性差別の医学史」のことを思い出した。 色んな方法で自分たちの世界の考え方、捉え方を変えようとしてきた先人たちがいることは、読んでいて心が震えた。 『むずかしい女性が変えてきた』という本のことを思い出した。 簡単にはいかないけど、名前も残らないような人が大勢時代のうねりの一つとなって、世界が良いものになっていく過程の中に自分も存在していると信じたい気持ち。 自分も自分の価値観や先入観、意識をよく見つめ直して次の人に何かのバトンを渡せるようになりたい。
- 2025年8月23日
- 2025年8月23日
- 2025年8月23日阿・吽(13)おかざき真里,阿吽社読み終わった借りた読書会読書友達から借りた本もうすぐでラストなのに全くどうやってこの物語が終われるのか見当がつかん。 混沌としている。 集団のために個人を犠牲にする、それを少女たちはなぜあんなふうに受け入れられるの?ある意味とても宗教じみている。 最澄はそれを激しく非難?否定?したけど、全ての人が最澄の見ている景色を見られるわけじゃないしな。 少女が犠牲になるところも象徴的に思える。 大人は仕方ないねと生き残って、少女は笑顔で死ぬ。 その選択を受け入れるほどの酷いことが過去にあったとして、そんな教えを伝えたあの人やこの村の大人でさえも全員救うぞと思えるものなのかな。 最澄だって人間なので、認めることの出来ない人もいただろう。その人も救いたいって100%の澄み切った心で思えるものかな。 それはなんだか人間ではないような気もする。
- 2025年8月23日
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