古野楓 "カラダ探し 上 (スターツ出..." 2025年8月31日

カラダ探し 上 (スターツ出版文庫)
シナリオは面白い!すごく怖そうだけどそんなに怖くなくて、その理由が文体。笑 怪異が迫り来る緊迫の場面で 「まさか遊んでいるの? だったらこんなところで遊ばないで‼︎」 逃げている場面の会話の直後に 「走るだけでも疲れるのに、 説明までしなきゃいけない……。」 といった主人公の心情が地の文そのままで書かれているのが、どうにも面白おかしく感じてしまって、くすっとなることが何度もあった。 ただ、長い文章を読むことに慣れない人からしたらとても読みやすいと思うし、どんな人でも読書として楽しめるコンテンツとしてとても良いな〜とは感じた。エンタメ作品として読書の入り口にすごくいい気がする。 謎が気になるから早く下巻も読み終えたい!
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