

古野楓
@FurunoKaede_reads
同じ名前で創作活動もしています。
読書ペースはとても緩やか。
皆さんの投稿を楽しく拝見しています🪻
- 2025年10月2日鑑定士と顔のない依頼人ジュゼッペ・トルナトーレ,Giuseppe Tornatore,柱本元彦読み終わった少し読み辛さがあったけど、コンパクトな世界観とテンポがとても心地よかった。 『ニュー・シネマ・パラダイス』のトルナトーレ監督の、同名映画の脚本……のような小説。 映画もぜひ見てみたい!
- 2025年9月23日
- 2025年9月20日ビロードのうさぎマージェリィ・W.ビアンコ,マージェリイ・W・ビアンコ,酒井駒子読み終わった悲しいし切ないけど、救いもあるようで、自分の感想を表すことがなんだか難しい絵本だった。 ぬいぐるみの扱いというのは実際こんなものだろうな、という納得感が強くてそれ以上に感情移入ができなかったかも。子供の頃に読んでいたら悲しくてやりきれなかっただろうと思うけど……。 絵がとても素敵で好き!
- 2025年9月6日あたしもびょうきになりたいな!アリキ・ブランデンバーグ,フランツ・ブランデンバーグ読み終わった弟が風邪をひいて、家族に優しくしてもらうのを羨むお姉さん。味わいのある猫のイラストが可愛くて、特に教訓めいたものではなくあっさり読めるのも良かった! 子供の頃に読んだらお気に入りになってただろうな。
- 2025年9月3日カラダ探し 下ウェルザード読み終わった面白かったけど、怖いシナリオにするために整合性が多少飛ばされてしまった気がする。 まぁ怪異だの幽霊だのがそんなに筋が通ったことをできるかと言うとどうなんだろう?と私は思ってるクチだからそんなに気にならないけど……。 でも、このシナリオならもっと怖いものが書けただろうに、主人公の心理描写やラブコメ要素が混じってくるせいで怖くなりきってないのが残念に感じる。 とはいえ、これが映像だったら本当に怖いと思う。映画を観る勇気はないや……。
- 2025年8月31日カラダ探し 上 (スターツ出版文庫)ウェルザード読み終わったシナリオは面白い!すごく怖そうだけどそんなに怖くなくて、その理由が文体。笑 怪異が迫り来る緊迫の場面で 「まさか遊んでいるの? だったらこんなところで遊ばないで‼︎」 逃げている場面の会話の直後に 「走るだけでも疲れるのに、 説明までしなきゃいけない……。」 といった主人公の心情が地の文そのままで書かれているのが、どうにも面白おかしく感じてしまって、くすっとなることが何度もあった。 ただ、長い文章を読むことに慣れない人からしたらとても読みやすいと思うし、どんな人でも読書として楽しめるコンテンツとしてとても良いな〜とは感じた。エンタメ作品として読書の入り口にすごくいい気がする。 謎が気になるから早く下巻も読み終えたい!
- 2025年8月27日楽園〈パライソ〉のどん底芦花公園読み終わった村に伝わる伝説と因習、BLの絡んだ民俗ホラー。 壮大な物語に圧巻されて、世界観に入り込んで楽しめました。本当に面白かった。 登場人物や色々なことが繋がる快感もあったし、恋愛に関する心理描写にも引き込まれた。最後ちょっと泣きそうになったけど、結局怖いし本当に面白かったです。 これ、構想が頭にあったとしても書き切るの大変そうと思ってしまった。すごいなぁ。 他の作品も読んでみたいです!
- 2025年8月24日あやうく一生懸命生きるところだったハ・ワン,岡崎暢子読み終わった共感できるところと、ピンとこないところ。 人生について色々と考え、諦めたり達観したりするのは、悩まざるを得ない環境に陥った人がすることのように思う。 いわゆる「レール」に乗ったままでいられたら、人生について考える必要なんてないから。 そこから外れたから人生について考えざるを得なくて、何かしらの自分なりの答えを出すしかない。(私のように。) 筆者については、もし家庭が裕福だったら済んだ話なんじゃないかと思ってしまった。 ホンデ美大時代に、学費を稼ぐためにバイトに励んだ結果、大学を休んだり最低限の単位で埋めることになって、大学での人脈が上手く作れなかったというのが特に。 学費を稼ぐ必要のない家庭だったら、美大での学生生活に集中できて、人脈も作れて、スキルや就職も違っていたかもしれない。 それ以前に、父親がアル中で暴れるような人じゃなかったら芸術に助けを求める必要もなかっただろうし、金銭面も違っていただろうし。 だから家庭環境で人生のほとんどは決まってくるんじゃないかと思ってしまう。 特に韓国の学歴社会を始めとした社会問題が根にあるのではないかと思う。 勤めていた会社の倒産を経験して、自分で人生のコントロールをすることはできない、大きな流れで押し流されることもある、と考えたところは興味深かった。 「人生のすべてをコントロールしようと考えてはいけない。だって、そもそも不可能なのだから」p.13 「すべてが自分の選択に委ねられると考えるのは実に傲慢だ」p.12 この本も10年後に読んだら今と違う考えを持つんだろうなぁという気がする。
- 2025年8月20日
- 2025年8月20日キレる私をやめたい田房永子読み終わった母親に勝手に物を捨てられ、「あんたは私の言う通りにしろ」「嫌なら出ていけ」などと言われる子供時代を過ごした著者が、怒りでパニックを起こして「キレ」てしまう自分をセラピーで克服する話。 親との関係が苦しい/苦しかった人に役立つ本。 読みやすいコミックエッセイです。
- 2025年8月16日ペンツベルクの夜キルステン・ボイエ,木本栄気になる
- 2025年8月8日疑心今野敏読み終わった今回も面白かった! 竜崎が若いキャリア女性に惹かれてしまう展開にもうどうしようかと思ったけど、終始竜崎らしく、裏切りもなかったから良かったです。 竜崎が伊丹に相談する場面、私も伊丹と全く同じ気持ちだった笑 とにかくどのキャラクターも魅力的。 特に1作目ではあまり気に留めていなかった戸高がますます良いキャラになってきた。 続きが早く読みたい。
- 2025年7月31日ヨモツイクサ知念実希人読み始めた
- 2025年7月31日春のこわいもの川上未映子読み終わった面白かった。どれもコロナ禍の物語だけど、コロナ禍自体はメインではなくて、こういった形でその時代が残るのが記録として良いかもしれないと思った。 感情移入できる人物もいれば、全くピンとこない人物もいたけれど、とてもリアルに描かれていたから知っている人の話を聞くような心地で引き込まれて読んだ。 川上未映子さんって全然読んだことなかったけど、また読んでみたい!
- 2025年7月27日月夜に消える (赤い鳥文庫 2)佐々木赫子読み終わった児童書、少し怖い物語が4つの短編集。 夢の中でマンションの壁を登り続けてる少女の話が怖かった! どれも面白く読みやすくて、とても良質の作品でした。 小学校高学年から、と書いてあって、私も確かにその頃こういう本を読んでたけど、今になって読むと12歳くらいでこんなにしっかりした本が読めてたのか!? と驚いてしまう笑
- 2025年7月25日
- 2025年7月14日台湾の少年(2)倉本知明,周見信,游珮芸読み終わったかなりマイルドに書かれてるけど悲しい。人間嫌いになりそう。今この時代の日本がいかに自由かがわかると同時に、それが崩れる可能性はいつでもあると思うと心底恐ろしい。
- 2025年7月8日丘の上の人殺しの家別役実読み終わったナンセンス絵本。商売あがったりの殺し屋(訪ねてきた客にどの方法で殺されたいか注文を受けてそれを遂行する)が、どうやって客を取るか悩む話。最強客の登場アツかった。 スズキコージさんの絵がたまらない。
- 2025年7月8日
- 2025年6月24日夜勤事件 ~Chilla's Art ノベライズ集~Chilla's Art,東亮太気になる
読み込み中...