DaDa
@tub
2025年9月3日

黒い神
平岡正明
読み終わった
アルバート・アイラー、マイルス・デイヴィス他、各アーティストのアルバム論集。
現代の批評家の論評を暫く読んでいない為、安易に良し悪しを判断できないけれど、出音や楽曲の表題などから様々に連想した事を書き記し、書かれた文章からまた連想しと、始めはミュージシャン論として読んでいた内容が、まるで目の前で話しているかの様に次々と話題が移っては広がっていった。
今でもこの様な文体や批評の仕方をしている方はいるのだろうか?
コスパ・ダイパが喧伝されて久しくなった昨今だけれども、どこに向かうのか解らず、ただ手を引かれ運ばれる様な読書体験をするのも楽しいものだと感じた。
