
芝生
@grass-sbf
2025年9月3日

ハリー・ポッターと炎のゴブレット<文庫新装版>(4-1)
J.K.ローリング,
松岡佑子
読み終わった
ホグワーツに辿り着くまでに10数章かかってたのかという改めての驚き。ヘドウィグがかわいい描写がもう既につらい。今読むと魔法省のかなりいいポジションにいるアーサーと、ウィーズリー一家の名門っぷりがわかる。そんなにポンポン国家公務員輩出できる大家族があるかいな。ホグワーツがそもそも名門校なのでさもありなんなのだが、リアタイ時はそういう視点がなかったので新鮮だった。自分が思いっきり差別されているときは耐えるハーマイオニーが屋敷しもべ妖精のためには異様なほど奮起する描写の生々しさ。ムーディの初回授業で知らされる禁じられた呪文のおぞましさ。ひとつひとつのシーンが濃い。クィディッチのシーンは作者の趣味だな……といつも思う。


