まつこ "常世の花 石牟礼道子" 2025年9月4日

常世の花 石牟礼道子
自分の周りの誰か、誰か自分でないものから、自分の中のいちばん深いさびしい気持を、ひそやかに荘厳してくれるような声が聞きたいと、人は悲しみの底で想っています。そういうとき、山の声、風の声などを、わたしどもは魂の奥で聴いているのではないでしょうか。なぜならわたしどもは、今人間といいましても、草であったかもしれず魚であったかもしれないのですから。
常世の花 石牟礼道子
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