
moenohon
@reading0104
2024年12月8日
ピンヒールははかない
佐久間裕美子
読み終わった
@ 銀座ブラジル
「男はいくらでもいる。いくらでもいるから自分がどんな男を求めているのか、はっきり認識する必要がある」 彼女はこの話をするとき、シリアルをたとえ話に出す。アメリカのスーパーのシリアル・コーナーは巨大だ。100種類くらいのシリアルが並んでいる。 「恋愛の相手探しをシリアル選びと考えればいい。自分が何を求めているのかわからなければ、無数のシリアルが並べてある棚を呆然と見つめ続けてしまうでしょ?」
だからキャロラインは別れに強い。しばらく会わない間に、会っている男の顔ぶれががらりと変わっていたりする。「あの人どうなった?」と聞くと、「とっくに終わった」とからりと笑顔で答えたりする。そして、また新しい出会いに全力投球する。もうイヤだ、と思うことはない。その彼女の勇敢さにいつも感嘆する。別れを攻略したからこそ、果敢に挑戦できるのだ。