
ぽんぽこピッツァ2号店
@tamagodyeah
2025年9月8日

もういちど
畠中恵
読み終わった
読書記234
若だんなが天の星の代替わりに巻き込まれて、赤ん坊に逆戻りしてしまう!という衝撃展開から始まる本作。その突飛な設定に気を取られるが、読み進めると若だんなの成長と切ない願いが本当のテーマなのかなと思う。
少し前から、兄やたちが若だんなを一人前の大人として扱う場面が増えてきた。長く読んできた読者としては、それだけでも微笑ましい。特に永い時を生き、変わらない妖たちとの対比が際立つようになってきたように思える。


