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ぽんぽこピッツァ2号店
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@tamagodyeah
森見登美彦と皆川博子と蝉谷めぐ実とくどうれいんが好きです。 読書記20〜231はThreadsに👇️
  • 2025年11月16日
    裸足で逃げる
    裸足で逃げる
    読書記258 人から勧められて読んだ。岸政彦さんの『調査する人生』でも著者の上間さんとの対談が収録されていたことを思い出した。沖縄で調査研究を行いながら、調査対象者の支援もしておられる方だ。 登場する沖縄の少女たちの生活史はどれもハードだ。多くが日常的に暴力にさらされ、大人の関わりが希薄な中で育ち、まだ10代のうちに妊娠・出産を経験する。早く大人になってしまう、ならざるを得ない環境で生きのびるために身につけた術。 読んでいて泣きそうになる。遠い国の話ではない、沖縄で起きていることで、そしてきっと私の近くにも見えていなかっただけで存在していた子たちの話だ。 暴力は次の暴力を呼ぶ。上間さんのような関わりは、誰にでもできることじゃないけれど、誰かが断ち切らなくてはいけない。
  • 2025年11月14日
    入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください 2
    続きも出るんだ!読みたすぎるだろ〜
  • 2025年11月14日
    入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください(1)
    読書記258 これはホラー小説の中でもかなり好きなタイプだった。 怪異に轢かれるだけの話、というのがとにかく好きだ。怪異のことを考察したり倒したりしなくていい。ただ人が、何の理由もなく怪異に遭って、怖い思いをして、特に解決されずにそれは存在しているみたいな話が好き。 この物語も、タカヒロは本当にただ怪異に轢かれつづけている。考察や解決につながりそうな伏線はあちこちに落ちているが、特に積極的にそれに向き合うわけではなく、むしろ考えないようにやり過ごそうとしている。その態度が大変良い。 でてくる怪異はどれも物騒なのだが、保護者もいるし、結構仲良くやってるし、読者としては安心して見ていられる。最後のエピソードには不覚にもほっこりしてしまったし。
  • 2025年11月10日
    生殖記
    生殖記
    読書記257 朝井リョウのエッセイはよく読んでるけど、小説はめっっちゃ久しぶりである。 なんだかしばらく読んでいない間に、平野啓一郎みたいなスタイルになってきたな?と思った。作者の思想が登場人物によって語られているような。これはこれで好きです。 今回の語り手は人外なので、ともすれば無機質になりすぎるあまりに読んでて楽しくないみたいなことにも陥りやすいと思うのだが、彼のエッセイみたいな軽妙な語り口が、良い中和になっていた。朝井リョウの急にギャルみたいになる文章、好きです。 悲劇のようでもあり、喜劇のようでもあり、ディストピアでもあり、マジョリティの傲慢さに身をつまされる思いにもなり。人間の内面をこんなふうに書けるのは、朝井リョウしかいないなと思わされる凄い小説であった。
  • 2025年11月9日
    ケアと編集
    ケアと編集
    読書記256 買ってからなかなか読み進められていたかったのだけど、『らせんの日々』を読んでケアに携わる人のリアルを少し知ったから、腹落ちする部分があった。 ケアの何が難しいのかを、本書では端的に「今の世の中の基本的な価値観と逆のことをやっているから」だとする。未来に向けて進んでいくのではなく、ただひたすら『今(現在)』にフォーカスし、現在を未来の手段にしない。まさにらせんである。 シリーズケアをひらくは、どれも面白そうなので、色々と読んでみたい。まだ東畑さんの『居るのはつらいよ』しか読んだことがない。 ケアはかっこいいな。もっと大切にできないのかな。
  • 2025年11月8日
  • 2025年11月8日
    ブッダ(全12巻セット)
    久しぶりに全巻通読! 手塚治虫はやはり天才である。
  • 2025年11月6日
    らせんの日々
    らせんの日々
    読書記255 福祉ってカッコいい!!!と思った。将来の道を決めかねている人がこの本を読んだら、その道に進みたくなってしまうだろう。採用ツールを作るため、という当初の取材の目的が、巡り巡って達成される。著者の安達さんが感じた感動を、読者も同じように受け取る。 らせんというのは、福祉の仕事を表した言葉だ。傍から見ると、ちっとも前に進まず、むしろ後退しているような日々。でもそれは、らせんを描きながら少しずつ上昇しているのだ。
  • 2025年11月6日
    LEAN IN(リーン・イン)
    LEAN IN(リーン・イン)
    読書記254 最近大出世した。そんな私にとって、とても勇気の湧く本だった。 今回得たポストは、自分から手を挙げてやってみたいと主張したことで抜擢されたのだけれど、それは自分の力ではなく、ただ幸運なだけと考えていた。本書の中には、同じように抜擢されたり、評価されたりすることに対して後ろめたさを感じる女性特有の感覚:インポスター・シンドロームが紹介されていた。 もちろん幸運も絶対にあるし、周囲の支えも欠かせないけれど、私自身の中にも力があったのだと、自分を信じられるようになった。 エビデンスもエピソードも豊富に紹介され、自分は1人ではないと強く感じさせてくれる。今後も折に触れて読み返すことになるだろう1冊。
  • 2025年10月31日
  • 2025年10月27日
    つまり“生きづらい”ってなんなのさ?
    読書記253 生きづらいという感覚、長らく忘れていたかも。中高まではあった気がするけど。それがなぜ発生していたかを考えると、他者比較なんだよな。自分の外に基準があって、自分のできなさにばかり目がいった。その基準は、絶対的なものではなくて、かなり揺らぎやすく刺々しいものだった。大学時代から、自己の内面の掘り下げができて、ポリシーが形づくられて、大分生きやすくなった。 生きづらさは過去の取り扱いに失敗しているところから生まれるとのこと。これは分かる気がする。 自己の内面の掘り下げもまた、他者の存在が不可欠。違いから内省は生まれる。 生きづらいを明らかにする本なのに、『生きづらい』は定義しづらいからあまり使いたくないという話があり、矛盾しているのがノイズ。
  • 2025年10月27日
  • 2025年10月23日
    とりあえずお湯わかせ
  • 2025年10月23日
  • 2025年10月23日
    あなたのための短歌集
    読書記252 瀬戸の本屋ひとしずくで購入。素晴らしい本屋さんだった…またいきたいな。 あなたのための短歌、良い企画だなあ。 私もお願いしたかったけど、もう受付はしていないようなので、この本の中からその時々で私のための短歌を見つけようと思う。 初めて短歌を読んで泣きそうになったよ
  • 2025年10月23日
  • 2025年10月23日
    図書館の魔女 第一巻
  • 2025年10月23日
    利他はこうして伝染する
    利他はこうして伝染する
  • 2025年10月19日
    生きるとは、自分の物語をつくること
  • 2025年10月19日
    ピダハン
    ピダハン
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