
あめ
@candy33
2025年9月9日

世界経済の死角
唐鎌大輔,
河野龍太郎
買った
読み終わった
読書メモ
経済
社会を教えているので、絶賛経済と金融を学ばないといけない立場に追い込まれている私が今回手に取った本書。
対談形式で読みやすい。
が、当たり前だが、ほぼ素人にはさらさらとは読み進められない。
そこで、今回私は、わからないことが出てくるたびに、逐一chat GPTに教えてもらいながら読み進めることにした。本に書いてあることはchat GPTに教えてもらったことも含めて全てノートに整理。
ということで、読み進めるのに時間がかかり、読了まで2週間(読み終えることができただけで偉い、私)。時間をかけた甲斐があって、経済と金融に対する解像度が上がった気がする。読む前後での自分比較なので、自己満足で良いのだ。
わかることが増えたのが本当に嬉しい。
経済は右と左で帳尻が合うようになっている。つまり、右が増えれば左が減るし、逆もまた然りなのだ。両面をしっかり理解しておくことが大事よね。
そして、日本の企業も国も、家計にもうちょっと配慮してもいいんでは・・・と思ったのであった。
最後に、すごくいいなと思ったのが、本書で紹介されていた「消費者余剰」という言葉。
こういう言葉が生まれる背景には、「経済は、人を幸せにするためにある」という考えがあるのだろうなと感じた。
戦争や紛争を「リスク」という言葉で片付けてしまう経済や金融の世界にある種の冷たさを感じていたけど、そんなことないんだな、とも思えた。
数値に換算できない価値はどうやったら測れるのだろう。


