ももり
@sgn228
2025年3月7日

犬ではないと言われた犬
向坂くじら
かつて読んだ
感想
読書日記
お世話になった教授を思い出した。
「お世話になった」という言葉を書くところでも一度躓いてしまうくらい、好きではなかった。でも卒業してからも何度もそのひとの言葉が引っかかって、日常を一瞬とめることがあった。なんでだろうと思っていたけど、今回この本を読んで、本来の教育とはこういうものなのかもしれないと思った。その人の心にいくつも引っかかり、とっかかりを作れたら、卒業後もひとりでに考えるような時間を授けられる。向坂さんの塾はもしかしたらそんな場所なんじゃないかと思った。