
小池陽慈
@koike_yoji
2025年9月10日

アイヌ語広文典
中川裕
読んでる
pp. 214-221まで。名詞の区分、普通名詞の「概念形/所属形」。「名詞1の名詞2」という所有の構文において、名詞2の名詞1に対する関係(譲渡可能か不可能か)で名詞1に概念形がくるか所属形がくるかが決まる…ということは理解していたが、譲渡不可能(→所属形をとる)な関係の区分としての、「全体に対する部分の関係」、「原料に対する製品の関係」というあり方は、初めて意識化できた。「全体に対する部分の関係」は、日本語で言うなら、例えば「刀の鞘」。「原料に対する製品の関係」は、例えば「レンガの家」。


