
らら
@y_2896
2025年9月11日

読み終わった
@ オーストラリア
【全体評価】
一言で言えば私にとっては「駄作」。薄っぺらく、心に響かなかった。
【理由⠀】
作者が本気で孤独や人生の苦しみを知らないように感じる。
感動させたい・共感させたいという“魂胆”が透けて見えてしまう。
死や安楽死は、人生に深く悩んだ人にしか触れてはいけない聖域だと思うが、この作品は浅い。
あとがきに「思いつまった時に浮かんだ」とあるが、作品にはその重みが感じられない。
【物語の印象】
展開はありきたりで予想通り。純粋な読者なら泣けるのかもしれないが、腐ってる大人の自分には薄く感じる。
SNS世代の学生や若者向けで、人生に揉まれた人には物足りない。
孤独の描き方への不満
- 本当の孤独を知らない作者の描写だと思った。
- 自分自身が天涯孤独だからこそ、「孤独なら死ぬ」という描き方には違和感。
- 実際は「死んでも誰も骨を拾ってくれない。行政に迷惑をかけるくらいなら生きておくか」という感覚に近い。
【全体の感想】
この作者はバッドエンドをかきなれてなさすぎる。
人生にはハッピーエンドだけじゃない
バッドエンドの方がむしろ多い
人生は人の言葉で救われる人なんてそういないってことをまるでわかってないなって。バッドエンドをハッピーエンドと同じ熱量で書けないなら安楽死に手を出すべきじゃないなと私は思った。
この小説は、まだ人生に深く悩んだことがない人にとっては“入り口”になるかもしれないけど
“既にそこを生きてきた人”にとっては、なんか薄っぺらくて読み終わっても物足りなく感じる。