いつもすこやか "石川啄木詩歌集" 1900年1月1日

石川啄木詩歌集
石川啄木詩歌集
伊藤信吉,
石川啄木
『不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心』 という、高校の国語の教科書に載ってた歌に感銘を受けたのを覚えてて読んだ。 詩集とはあるけどかなりエッセイみたいな読み味。というか、感じたあらゆることを書き連ねてて現代でいうTwitterのようにも思える。 昔も今も思うことは似ているんだなぁと感じる短歌が多々あって親近感が湧く。ただ、読むだけで情景が鮮明に浮かび上がる表現力も遺憾無く発揮されてる。 特に好きだった短歌 『とかくして家を出づれば日光のあたたかさあり息深く吸う』 『さりげなく言ひし言葉は さりげなく君も聴きつらむ それだけのこと』
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