
くま
@_am
1900年1月1日

死神の精度
伊坂幸太郎
読み終わった
再読した
⚠️
ーーーネタバレ注意ーーー
人間というのはいつだって、自分が死ぬことを棚に上げている。
好きでもないことを必死にやる。仕事とはそういうものだ。
誤りと嘘に大した違いはない。五時に来ると言って来ないのはトリックだ。微妙な嘘というのは、ほとんど誤りに近い
人が生きているうちの大半は、人生じゃなくて、ただの時間、だ
疲れた人間を相手にすることほど、疲れることはない。
幸せか不幸かなんてね、死ぬまで分からないんだってさ
一喜一憂してても仕方がない。棺桶の釘を打たれるまで、何が起こるかなんて分からないよ
たとえばさ、太陽が空にあるのは当たり前のことで、特別なものではないよね。でも太陽は大事でしょ。死ぬことも同じじゃないかって思うんだよね。特別じゃないけど、まわりの人にとっては、悲しいし、大事なことなんだ