
jollyjoker
@jollyjoker
2025年9月14日

世界で最も危険な男
メアリー・トランプ,
内藤典子,
森沢くみ子,
芝瑞紀,
草野香,
菊池由美,
酒井章文
読み終わった
感想
第一次トランプ政権当時に記された著者(トランプ氏の兄の娘)の回顧録(と言っていいだろう)。
一般的に言われているトランプ氏の印象を裏付けるようなエピソードが散りばめられているが、親族への恨みや悔恨にあふれているとも言える。しかし、トランプ氏を作ったのは彼の両親であり、子どもを育てる側の人間の資質が、その子どもの将来を大きく左右すると言う事実を改めて感じる。子どもは親の所有物ではなく、愛情と共感、社会性を持って接しなければ、一人前の大人にはなれない。ある意味トランプ氏も被害者なのかもしれない。
分断をあおり、気に入らないことを切り捨てることをよしとする一国のリーダーを手本としてしまう子どもたちが増えてしまうことが恐ろしい。


