サブロー "ぎんなみ商店街の事件簿 ~S..." 1900年1月1日

ぎんなみ商店街の事件簿 ~Sister編~
ブラザー編も読んだ上で、全体で感想を書いていきます。同時並行で1つ前の本を忘れないうちに読み切るか、交互に読むかはお任せいたします。個人的には忘れないうちに読み切ったほうがテンポが良くてオススメです。 シスター編では、終始まったりとした空気感が流れています。基本はかやの外から事件を推理していく内容が多いので、緊迫感はあまりありません。少しどうでも良い話ですが、姉妹の実家である焼き鳥屋にマジで行ってみたくなる作品です。特につくねは美味しそう。 全3章ですが、とてもうまくまとまっていると思いました。ブラザー編に投げるところはうまくごまかして、そっちの楽しみを残してくれています。多重解決のミステリーは結構読みますが、ここまで2冊で論点がずれている作品も珍しいかなと思います。ではブラザー編でまたお会いしましょう。
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