

サブロー
@Sub-Low_BOSS
【2025/9/7初書き込み】サブローと申します!最近はあまり読めていないですが、よろしくお願いします!
- 2025年9月16日婚活マエストロ宮島未奈買った
- 2025年9月16日名探偵にさよならを 名探偵のままでいて小西マサテル買った
- 2025年9月13日読み終わった感想ここまで読後感が良い小説は久しぶりです。最終章にあたり、そこまでの伏線が細かいところも含め回収されていくのは見事でした。特にかめちゃんの件に関しては、違和感が大きかっただけにとても驚かされました。 自分は高校生の頃から舞台を見に行くことを結構おこなっていたので、裏ではこんな努力があったのかとリアルな演劇を体感しているようでとても楽しめました。さすがほんタメ文学賞であかりんが推していた作品と言う印象です。 著者の松井玲奈さんはもともとアイドル出身ということもあり、業界にはとても詳しいと思ってはいたのですが、その業界の解像度が、文章力でとても高かったので「リアル」と言う印象をとても受けました。今回読んでみてさらに感じた事はこの著者さんはまだまだもっと面白い小説が書けるのではないかという高揚感です。ぜひとも次回作お待ちしております。
- 2025年9月9日カット・イン/カット・アウト松井玲奈読んでる
- 2025年9月8日かがみの孤城辻村深月かつて読んだ感想ページ数は確かに多いが、長いからこそキャラクターと一緒に成長出来た感覚が得られるので、厚さで敬遠せずに読んで欲しいです! 最後の最後の落ち以外は、ミステリー脳の人とかであれば予想出来てしまうかもしれないですが、鋭すぎる子どもたちというのもよく考えるとおかしいので、これはこれで納得いきます。 最後の落ちで、満足!というイメージで終われたのは幸せだったと思います。 一つ一つのクオリティが高いと思うので、諦めずに最後まで読んでいただきたいです!読書初級者の方にこそ逆におすすめできる作品かと。 キャラと一緒に成長していきたいと思える一冊。お子さんがいる方には、是非とも一緒に読んでみて感想を聞きたいです!
- 2025年9月7日カット・イン/カット・アウト松井玲奈買った
- 2025年8月13日それいけ!平安部宮島未奈読み終わった感想成瀬とはまた違った主人公像で、楽しませてもらいました。現実の16歳らしくか弱い内面をもつ少女でした。というかメイン部員たちは全員何かしらのコンプレックスをもっているので、ある意味自己投影しやすいと思います。 青春小説として楽しめる作品が宮島先生には多い!と再認識しました。王道な展開が現代の読者にどこまで受け入れられているのか、というところが気になるところです! 宮島先生の次回作にも期待してます!
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日名探偵じゃなくても 名探偵のままでいて小西マサテルかつて読んだ感想認知症安楽椅子探偵シリーズの第二弾! ひらめきに溢れたおじいちゃん探偵(本職は、元学校校長)の周りで起きる。とても奇妙な出来事を、認知症でありながら解いていく様は、とても美しいです。主人公は孫の目線でありながら大活躍するのはあくまで祖父。 登場するキャラクターたちは、味方犯人問わず魅力的で人間味に溢れています 前作の続きなので、1冊目はおそらく必読だと思います。でないといろいろわからないことがあるので。 認知症というエッセンスが、探偵に、より神がかった雰囲気を纏わせて、1本のタバコとともに華麗に論じる推理は感嘆の一言です。 最高に華麗な謎解きを見たい方にはオススメの1冊であるといえます。
- 1900年1月1日成瀬は信じた道をいく宮島未奈かつて読んだ感想待望の第2巻目の発売ということで、当時は発売日に購入・読了させていただいた作品です。やはり成瀬はスカっとした気分になるので実に良いと思いました。楽しいです。 成瀬のイメージはそのままに、他のサブキャラクターと呼べる人たちも、なかなかに個性的で愛着の持てるキャラなので、第3弾第4弾といった続編をついつい期待してしまう自分がいます。ぜひとも続編待ってます。 表紙の成瀬の絵も、とてもイメージにはまっているので、ぜひとも単行本を手に取っていただき、この歴代のスーパーヒーローの活躍に心を踊らせていただきたいと思います。 本当にオススメなので、ぜひとも読んでいただきたい本です。次回の成瀬は何をしでかしてくれるのかとても期待して待っています。
- 1900年1月1日スモールワールズ一穂ミチかつて読んだ感想世界はいろいろな人の思惑が絡まりあってできていることを、強烈な文脈で表現されているので、読むときには注意が必要だと思います。ぱっと見たところ優しい表現な香りがして、その実、強烈に無慈悲な感覚を叩き込んでくるので、見た目の印象からは、判断できない辛さと重みがあります。読後感は100%楽しかったとは絶対に言えない内容で、でも満足感はとても高いです。途中まで読んで、別件でいろいろあったので、一時読書を中断してしまうほどには重い内容であります。同じ著者の他作品をもっと読んでみたくなる内容なので、この先も追っていきたいと思いました。 短編集なのでそれぞれの短編に対しての感想もしたくなるのですが、一押しは、魔王の帰還、が比較的明るくてお勧めです。全体的に暗い話が多いので、本当に読むタイミングと時間には気をつけましょう。
- 1900年1月1日リカバリー・カバヒコ青山美智子かつて読んだ感想本著を端的に表現するのであれば、優しさと言う点に尽きると考えます。登場人物のどれもが優しく、優しいが故に傷ついてしまう葛藤を抱えています。そんな人物たちにそっと寄り添ってくれるカバヒコは何も言わずに風化し、そこに佇むだけなのに、勇気をくれる存在になっていきます。著者の温かい心の内が出ているようで、包まれるような感覚を得るのは多分私だけではないと思います。 ですが、本としてまったりとしているわけではなく、むしろ人間関係の伏線は無数に張り巡らされており、著者の技術力の高さを感じることもできます。ほんの少しずつ絡み合っていく人間模様には、ふふっと笑ってしまう何かがあると私は感じました。読後感はとても上質なものであったし、体の芯から温まる話であったと思いました。ぜひとも皆さんにご一読いただきたい1冊だと思っております。
- 1900年1月1日かつて読んだ感想ブラザー編は緊迫度合いが少し増します。でも4兄弟な空気感は柔らかいので、ストレスなく読み切ることができるイメージです。 事件の重要な人物として、兄弟が関与している話が多いので、ドキドキ感を味わいたいならこちらがオススメです。まぁどちらも読んだほうが楽しいんですけど。 末弟が空気感を柔らかくしてくれるので、そこもオススメポイントかなと思います。著者さんはよくこのような素晴らしい構成を思いつくなぁと強く思いました。こちらでは、長兄の作る料理がめちゃくちゃ美味しそうです。さては著者さんはグルメだなと思うシーンがあちらこちらにあります。 最後のどんでん返しがもっとでかいのかなと思っていると、少し拍子抜けするところがあるかと思います。ですが、個人的には評価がとても高いです。 2冊一気読みをとても強く推奨します。ぜひぜひ!
- 1900年1月1日かつて読んだ感想ブラザー編も読んだ上で、全体で感想を書いていきます。同時並行で1つ前の本を忘れないうちに読み切るか、交互に読むかはお任せいたします。個人的には忘れないうちに読み切ったほうがテンポが良くてオススメです。 シスター編では、終始まったりとした空気感が流れています。基本はかやの外から事件を推理していく内容が多いので、緊迫感はあまりありません。少しどうでも良い話ですが、姉妹の実家である焼き鳥屋にマジで行ってみたくなる作品です。特につくねは美味しそう。 全3章ですが、とてもうまくまとまっていると思いました。ブラザー編に投げるところはうまくごまかして、そっちの楽しみを残してくれています。多重解決のミステリーは結構読みますが、ここまで2冊で論点がずれている作品も珍しいかなと思います。ではブラザー編でまたお会いしましょう。
- 1900年1月1日逆ソクラテス伊坂幸太郎かつて読んだ感想今回のこの本は、当時積読していたものを、途中から読み始めたので、感想が少し一貫していません。 小学生を主人公にした作品は多いですが、著者のあとがきで言っている通り、表現に制約かかってしまうことがネックになっている事は確かです。そんな中で様々なキャラクターを出演させることで、大人に近しい会話を成立させているのは、うまいなと純粋に感服いたしました。登場人物、皆が結構魅力的であり、出てくる、著者の言いたかったことを、シーンを分けて、何度も反復することも面白いと感じました。 集中して一気に読むと言う本ではないと思うので、疲れている時などの気分転換にも向いていると感じます。著者の新たな表現の引き出しになったのではないかと思いました。
- 1900年1月1日掌に眠る舞台小川洋子かつて読んだ感想全体的に薄く、暗い空気感を保ちながらも、舞台と言うテーマに沿った短編が8つ入っています。何か負い目を感じている主人公が8人。それぞれに興味深いバックグラウンドを持った1癖も2癖もある主人公で、短編の中に出ているだけでは、もったいないと感じるほどです。 楽しんで読めると言う内容ではありません。でもどこか惹きつけられる内容にページをめくる手が早く進みました。少し暗い気分になりたい人とかにはお勧めできる内容であると思います。 明るい気持ちにはなれないし、どんでん返しなどはありません。でも文体がとてもうまいので、満足度は高いです。同じ著者様の他の作品で、長編が読みたくなる1冊です。
- 1900年1月1日成瀬は天下を取りにいく宮島未奈かつて読んだ感想こう生きてみたかったと思わせてもらえる一冊です。 主人公の成瀬はとても魅力的で、誰が読んでも惹きつけられると思います。最終章までは成瀬視点の話がないことも、面白いです。そこまでにだいぶダイナミックな行動をしてきた成瀬の心のうちはここまで繊細なことになっていたのかと驚きました。 登場人物全てキャラクターが立っており、自分のようだと感じ取れる人物に1人は出会えるのではと思います。滋賀県のとても狭いエリアに限定することで、そこで育まれる人間関係にはどの章でも温かい気持ちになれると思います。 当時は続編を待ち望んでいました。出てよかった!!今後最注目の作家さんになるとこは間違いないです。衝撃的なオチなど無いのに、心が満足出来る内容となっていて、グッと来ること請け合いです。ぜひともご一読を!!
- 1900年1月1日
- 1900年1月1日大正浪漫 YOASOBI『大正浪漫』原作小説NATSUMIかつて読んだ感想文字数は少ないながらもキレイな繋がりの連鎖で、楽しく読めました。事前にYOASOBIの楽曲を聴いていれば、ストーリー展開はある程度予想出来るものの、ラストは様式美を感じるほどに美しくなっています。個人的に読む前に予想していた考察とは異なる展開だったものの、裏切られた感は無く美しいです。 文量は決して多くないことが逆に無駄のない印象に繋がっていると思います。 YOASOBIの楽曲で気になった方には、こちらも必読です!!!これぞYOASOBIという雰囲気をぜひ楽しんでください!
- 1900年1月1日名探偵のままでいて (宝島社文庫)小西マサテルかつて読んだ感想著者のミステリに対する造詣の深さを、強く感じました。何よりそれぞれのキャラクターの持つ人間的魅力がこの本の魅力だと思います。 トリックの解説としては少々稚拙な面も感じました。ですが祖父の魅力がそれを許すような空気感を醸し出しています。認知症というスパイスと祖父の洞察力のミスマッチがバランスが良く、読者としては納得せざるを得ない空気に感じました。 一冊の本を通しての大謎と、各短編の小謎の一貫性にも好印象。祖父という新探偵が今後何冊読めるのか今から楽しみです。 読後のスッキリ感は高いので、快適感を感じたい方におすすめです。
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