
yt
@yt
2025年9月16日

戦う姫、働く少女
河野真太郎
読み終わった
「アナ=負け組ポストフェミニスト、エルサ=勝ち組ポストフェミニスト」(p27)
ポップカルチャーに見られる労働の問題について考える。
シェリルもクシャナも花もマーフもかぐや姫もみくりもリツコもエイミーもキキも、もちろんエルサもナウシカも分析されます。
グロテスクなパロディとしてのキッザニア、素直という日本独特のジェンダー概念、用いられるさまざまな観点もつくづく面白い。
終章では意外な映画を挙げて、連帯の可能性を探るという意欲作。
やはりタタラ場で生きねば。
「この「生きねば」という呼びかけの残酷さを正しく理解すること」(p192)










