
.
@azzurro
2025年9月23日

読み終わった
日本書紀・古事記から日本史へのつながりをちゃんと見ていないと理解が難しい本だった。
温羅伝説の鬼が土地神のように祀られている町で育ち、鬼の装いで楽器を演奏する伝統芸能を子供の頃から10年くらいやっていたので、鬼を神として祀ることの感覚はよくわかる。
本当にただの神様なんですよね。
私も鬼の格好をして演奏したり、町を歩きながら、遭遇する町の子供達の頭を撫でたり握手したりしていた。そうすれば幸せになれるという話があるから、鬼の格好をする人はみんなそうする。特に子供に優しくするし、大人たちは鬼に自分の子を撫でてもらうために抱き上げて近づける。
富士山の神についてのくだりなんかも面白かった。
