みるく
@palpear_06
2025年9月23日

キッチン
吉本ばなな
買った
読み終わった
ばあちゃんが急にいなくなった。
そんな時に読んだ本。
これほどまで、「愛する者の死」について核をついている本や言葉はあるだろうか。
直接的な表象でないが、確かに、愛する者を失った人の感情の機微を捉え言語化してくれている。
少し昔の自分だったら分からなかった。
でも今はこの本に少し救われた気がする。
どんなに辛いことが起こっても、世界は私のためにある訳ではなくて、生きていかなきゃいけない。
でも乾く心に、この本のように潤いをもたらすものが存在しているということ、そのことが前に進むための原動力なのかもしれない。
そんなことを教えてくれた本。
