
ゆうき
@yuuki82
2025年2月14日

カフネ
阿部暁子
読み終わった
大切にしたいものや人に対しての愛、を手放す辛さと、それを新たに誰かに向けようとする姿に、胸が苦しくなった。
教えてもらった愛情も、綺麗事だけではないものも、諦めきれない希望も、全部全部、誰かに与えたいものに変わるとき、人は、誰かと一緒に生きていくことを決めるのかな。
最後の関係性の形は、きっと多くの人の道をひらいて、救ってくれるもの、と信じてみたい。
こんな風に小説には現実ではまだまだ出会えいないけど、きっとある、そんなものを教えてくれる。だから、物語に触れることってやめられない。