
はな
@hana-hitsuji05
2025年9月23日

父さんはどうしてヒトラーに投票したの?
ディディエ・デニンクス,
PEF,
戦争ホーキの会,
湯川順夫
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
うわー、この読後感。すごい。
この質問になんて答えることが出来るの?
良かれと思って行動してそれがあまり良い結果に繋がらない時ってもしかしたら利己的な選択をしているのかも。
そしてどこかの国やカテゴリにターゲットを向け始めた時、それ自体が全ての引き金となったわけではなくて、元々社会に不安が蔓延していて、それはおかしな方向に社会をより良くすると思ってる人たちの行動を加速させるのかな。「二番目の悪者」という絵本のことも思い出される。
少しずつ変な方向に進んでいくのは急に物事が変わろうとするより止めにくい。嫌な予感はしているのだけど。
昨日読んだ「自分とか、ないから」で、国と国は海を隔てて離れているように見えて、横からの断面図では海底(陸地)は繋がっていてその間に海があるけど、実はひとつなんだよみたいなことが書いてあったのを思い出した。
ユダヤ人という人種は存在しなくて、一部の人たちが認めたくない人たちを一括りにしただけよな。ユダヤ教信者には色んな肌やルーツを持つ人がいた。人間を厳密に単一民族のように括ることは出来なくて、国家ってほんと不思議な概念だ。
結局ユダヤ人とされる人たちだけでなく高齢者や女性、障がい者まで差別していた。
優生思想。
このことについてももっと勉強したい。
絵本の中でパパはヒトラーを支持してママはそれに反対した。
ガザ出身の産婦人科医のお話「私は憎まない」のことを思い出した。
戦いたがる男を集めるのは簡単だけど、女性は数人集めることも出来ないと言っていたのが今も印象に残ってる。








