泡パン
@awapan3da
分厚かったけど、面白すぎてびっくりしたし手が止まらなかった。辻村深月の本は「ぼくのメジャースプーン」と「かがみの孤城」という、現代日本が舞台だけどちょっと不思議な出来事が織り交ざったようなものしか読んだことがなかったけど、今回は最初から最後までリアリティラインが非常に高く、人間関係にスポットライトが当てられていて、こういうものも書くんだ……!と衝撃でした。
ミステリよりも、自己啓発本とか道徳に近い読後感。恋愛をおそらくこれからもしない人間だけど、恋愛に限らず人を「選ぶ」瞬間は必ずあると思うので、とても刺さる話でした。
出会えてよかったです。
