
碧の書架
@Vimy
2025年3月29日

アラス戦線へ
大橋尚泰,
諸岡幸麿
かつて読んだ
特別な本
戦記@碧の書架
ひいひいおじいちゃんが出てます!貴重な第一次世界大戦の本です。
文章はまるでおじいちゃんから昔話を聞いているような、ヨーロッパの街や戦場の様子なんかは詩的で絵画のようで、思いの外楽しく読めます。
ただこの本、昔のままの活版印刷というやつなのか、文字がすっごい読みにくいです…確かどこか1箇所、字が転んでましたw
解説は非常に深く丁寧に書いてあり、本文と同時進行で読むと分かりやすいかもしれません。
祖父母宅の座敷にはたくさん賞状が飾られていて、小さい頃は全て「おじいちゃんが行った戦争の賞状」だと思っていました。
長じてよく見たら、もっと前のもある…。なんか英語のもある…バーミンガムって書いてるけど何で?って気付いた時には話を聞けるギリギリのタイミングでした。
100年前には同じ賞状が日本国内にあと60枚くらい届いたと思うんだけど、今はどうなっているんだろう…。記憶って、歴史って消えちゃうんだな…って感じたことが、私が戦史を読むようになったきっかけです。
