
teru
@teru
2025年9月30日

夜行観覧車
湊かなえ
読み終わった
両親と書店に行き、買ってもらったサイン本。
他にも湊さんの小説がある中、本書の表紙が一番好みだった為、手に取った。
高級住宅地の「ひばりヶ丘」が主な舞台。
遠藤家・高橋家・小島家という三つの家庭から描かれている。
読み進めるごとにモヤモヤとしていた部分が、糸のように何かしら繋がりがあって、少しずつ鮮明になってくる。
視点が変わる度に新しい発見があり、とても面白かった。
後半まで、ずっと薄暗い雰囲気が続く。
正直、このまま終わってしまうのかな、と不安に思った。
だけど最後は、ポッと優しく灯るような希望が、彼らから感じられた。
ドラマは全十話。
Amazonプライムで観てみたい。


