K.K.
@honnranu
2025年10月3日

【「新青年」版】黒死館殺人事件
小栗虫太郎,
山口雄也,
新保博久,
松野一夫
読書メモ
時系列
十六世紀ー千々石直員(ちぢわなおかず)・ドンミカエルがビアンカカペルロと子を儲ける。p.9
明治三年ー降矢木鯉吉がドイツブラウンシュワイク普通医学校に留学。エクスター教区監督を誹謗。法術師ロナルドクインシィにより無罪放免(?)、金銭と引き換えに栄光の手、ウィチグス呪法典を入手。p.10-11
明治十七年ークロードディグズビィを派遣し神奈川県高座郡葭苅に館建設。p.12
明治十八年ー竣工四重奏招致?p.6,7,13。クロードディグズビィがヤンゴンで身を投げる?p.88
明治十九年二月九日ー東京新誌第四一三号でテレーズシニョレの死と大鳥文学博士が館を黒死館とあざける。p.12
明治二十一年ー八木沢博士と算哲博士が頭蓋鱗様部および顳顬窩畸形者の犯罪素質遺伝説で一年論争。p.13
明治二十三年ー降矢木算哲が館内部を大改修。p.13
明治二十九年ー伝次郎を神鳥みさほが殺害のち自殺。p.13
1901年二月ーハートフォード福音伝道者誌で四重奏の素性が掲載。p.17
明治三十五年ー筆子を嵐鯛十郎が絞殺のち縊死。津多子が三歳から主人。p.13
大正四年ー岩間富枝が降矢木旗太郎を身籠る。p.14
昭和十年くらい?ー去年の三月四日に四重奏帰化p.77。十日算哲魔術書を焼くp.71。
二週間ほど前に遺言状の言いp.158。四月二十六日算哲不審死p.14,79。田郷真斎が十分足らずのうちに第一発見。p.81
去年の暮ー一月ほど前に久我鎮子が未整理図書の中から黙示図を発見。p.67
昨日ー早朝押鐘津多子帰宅。p.49
七時から八時の間に甲冑と鎧武者が移動p.21。紙谷伸子とダンネベルグ夫人が口論p.71。
九時に神意審問の会でダンネベルグ夫人が卒倒p.31。易介が隣室で人影を目撃p.69。十一時まで眠るも、目覚め喉の渇きを訴えるp.50。
十一時降矢木旗太郎と紙谷伸子が部屋を訪れる。紙谷伸子がレモネードを毒味p.51。降矢木旗太郎がテレーズの額を外す。
十一時移行の出入りはなし。十一時半ごろ施錠p.32。易介が十分外出。ガラス片と水精ようねくれの紙を発見p.69-70。
十二時ごろ施錠p.51。青酸カリ入りのオレンジを食すかp.31。
十二時半ークリヴォフ夫人の部屋にジルフス侵入p.175。
朝八時の検死で死後八時間p.32。
久我鎮子と川那部易介は未明五時半に死亡確認p.32。
一月二十八日の朝ー支倉検事が法水に殺人の報を携え訪れる。p.6
十時半ー熊城が参考人として最後の聴取を紙谷伸子にし終わるところに法水・支倉到着。p.26,45
法水がダンネベルグ夫人の筆跡と思しきテレーズのメモを発見。p.37
十一時半古賀庄十郎が川那部易介を目撃p.105。
一時ー易介失踪p.45。古賀庄十郎が川那部易介を目撃p.106。
二時鐘鳴器鳴るp.106。四重奏クロードディグズビィを悼奏p.88。古賀庄十郎川那部易介の生存確認か、十分後手が冷えるp.106。
二時半ー屋敷捜索p.95。