K.K.
@honnranu
致命的なネタバレは呟かないつもり。フィクション(小説では邦ミス新本格・変格。漫画は雑多に)を中心に、稀に専門・学術書を読む。児童書も好き。最近SFや外国作品に関心。
好き👉はやみねかおる-西尾維新-京極夏彦-森博嗣-住野よる。講談社タイガ既刊全巻コンプリート
- 2026年4月13日
- 2026年4月11日
新装版 虚無への供物(上)中井英夫ミステリー読み終わったミステリー三大奇書上下巻中井英夫塔晶夫奇書日本三大奇書講談社文庫講談社上巻を読んだ。以下は下巻を読む前の感想。 ゲイバア通いのサラリーマン光田亜利夫は高校の同級生蒼司の従兄弟藍司と親しくなる。二人は九月の洞爺丸沈没事故で両親を亡くしていた。祖父光太郎の築いた宝石商の氷沼一族は、曽祖父誠太郎のアイヌ狩りからアイヌの呪いを受けており。亜利夫の友人奈々村久生、そのフィアンセ牟礼田俊夫は、近いうち氷沼家に死人が出ると予言する。久生の指令で氷沼家に出入りし始めた亜利夫は、蒼司の弟紅司の死に立ち会う。 洞爺丸は嵐で沈没した。紅司は心臓の衰弱(ヒートショック?)。橙二郎はガスストーブのガス漏れで、祖父の光太郎は函館大火で焼死。朱美は原爆で父子共に爆死。探偵趣味の久生は最初から犯人がいると決め打ち、同じく藤木田の"ノックスの"で推理合戦にまで加速するが、常識的な判断として「全部不運な事故だろ」という固定観念が抜けないので、なぜ二人はそうまでして殺人事件に仕立てようとしているのかと、不思議。嶺田医師が「まだ幼稚な探偵趣味が抜けんのか。そういうたわけた議論は、あとでゆっくりやって貰おう」と言うのを、現実で奈々村・藤木田みたいな事言ってたらそりゃそうだよねと共感。上巻の終わりも近くになって牟礼田がようやく登場するが、発端の一人なのに「"無意味な死"よりは狡知な犯人がいてくれたほうがまだまし」と述べるのに「ようやくまともな感性と思考回路を持った登場人物か」と思う。ミステリーの中では現実よりの民家での死を「犯人が隠れていて〜部屋に仕掛けがあって〜」ととにかく意外な解決に結びつけようとするのは、探偵って傍迷惑なアクティブ狂人なのかもという気分になる。それでも、アラビクでの亜利夫-久生-藍司-藤木田の推理合戦は読み応えがある。 上巻だけでも成立しそうな内容だけど、更に事件が起こるんですか?あと何やるの? - 2026年4月11日
教養としての宗教入門中村圭志気になる - 2026年4月10日
エリックショーン・タン,岸本佐知子あさイチ気になるテレビで見た - 2026年4月10日
おさまる家 井田千秋 作品集井田千秋あさイチ気になるテレビで見た - 2026年4月10日
旅の絵本安野光雅あさイチ気になるテレビで見た - 2026年4月9日
- 2026年4月9日
戯作三昧/一塊の土改版芥川龍之介気になるあの本、読みました?テレビで見た - 2026年4月9日
岳物語椎名誠気になるあの本、読みました?テレビで見た - 2026年4月1日
新装版 虚無への供物(上)中井英夫読み始めた - 2026年3月31日
- 2026年3月31日
- 2026年3月31日
- 2026年3月31日
- 2026年3月31日
- 2026年3月31日
七日目は夏への扉にかいどう青講談社講談社タイガにかいどう青 - 2026年3月30日
- 2026年3月30日
決定版カフカ短編集フランツ・カフカ,頭木弘樹フランツ・カフカ読み終わったFranz Kafka新潮文庫新潮社短編集頭木弘樹同じ新潮社より、1980〜81年の間に出版された『決定版カフカ全集』の内「火夫」「流刑地にて」「田舎医者」「父の気がかり(お父さんは心配なんだよ)」などカフカと言えばの定番から15の短編(224p中最長が51p)を集めたもの。目次の断食芸人までは、カフカの自己評価の高いもの。猟師グラフスまでは読者人気の高いもの。独身者の不幸は編者の独断。 本書の果たす役割は、カフカ気になるけど城とか審判とか長いのはちょっとなと思っている人に易き入り口を提供する事である。逆に、カフカが好きな人、ある程度以上慣れ親しんだ人からすると、物足りないところもあるやも、そう言う人は全集を読むのだろうな。個人的には集英社のポケットマスターピース『カフカ』の方が好み。 「断食芸人」「父の気がかり」「猟師グラフス」が好み。 巻末に30p近い、編者頭木弘樹氏の解説あり。 - 2026年3月29日
恐怖の正体春日武彦読み終わった中公新書中央公論新社春日武彦読書感想文である。映画や小説や詩を例に挙げ、これについて作者が感じた事が書かれている。有り体に言って名前負け。全体の最後で恐怖への対処法として「地に足つけて生活すれば忘れるよ」と書いてあるが、そんな事は読まなくとも知っている。第一章で、曲がりなりにも恐怖の定義がされるのだが、全体を通して恐怖の具体例に挙げられるあれこれが冒頭の定義に反しているように思う。¥920+税だが、これなら文庫小説の一冊でも買った方が良い。 - 2026年3月26日
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