
まいける
@bluesky42195
2025年10月3日

両手いっぱいの言葉
寺山修司
買った
読み終わった
感想
寺山修司
齋藤孝さんが推薦していたので手に取った一冊。
そもそも齋藤孝さんのイメージと寺山修司さんとイメージはあまりにもかけ離れているから興味をもったとも言える。
*親の愛情、とりわけ母親の愛情というものはいつもかなしい。いつもかなしいというのは、それがつねに「片恋」だからです。
*ただ、たしかなことは自分の未来が自分の肉体の中にしかない、ということであり、世界史は自分の血管を潜り抜けるときにはじめてはっきりとした意味を持つものだ。
*不自由を知るものでないと、自由は語れません。
*子供は子供として完成しているのであって、大人の模型ではない。
*時計の針が
前にすすむと「時間」になります
後にすすむと「思い出」になります
*夢の中は治外法権である。
*いい「言葉」を沢山もつことは、銀行に沢山、預金するよりもゆたかなことである。
言葉が両手からあふれていった。
この本を片手に旅に出かけるフットワークがほしい。

