
さーちゃん
@cong_mei
2025年10月4日

読み終わった
人生の最終段階の医療に携わるホスピス医が書いた本。
人生の最後に「より後悔がない人生だった」「より良い人生だった」と思えるために著者が挙げている条件は4つ。
・自分で自分を否定しないこと
・いくつになっても新しい一歩を踏み出すこと
・家族や大切なひとに、心からの愛情を示すこと
・今日一日を大切に過ごすこと
著者は、自分の無力さを思い知らされることが多かったという。確実に死に向かっていく患者さんに対して、お医者さんという立場で関わる苦しさは、私の想像よりもずっとずっと苦しいだろう。
でも「自分も生身の、弱い人間にすぎない」という当たり前の事実を認めたとき、「実は私の方が支えられている」「たとえ無力でも、患者さんのそばに存在し続けることが大切ではないか」と思ったのだという。
そこに至るまでに、どれだけ悩み苦しんだのだろうかと思う。
私も、たくさんの人に支えられている。そのことを忘れずに、4つのことを意識して日々を過ごしたい。
