

さーちゃん
@cong_mei
- 2025年8月16日ガラスと雪のように言葉が溶ける-在日韓国人三世とルーマニア人の往復書簡イリナ・グリゴレ,尹雄大読み始めた本屋さんで見つけて購入。 p2 はじめに(尹さん) 「言葉と私とが癒着する時、無自覚に振るう暴力をそれとして気づけなくなるという予感は、この時代に至ってさほど誤ってはいなかったように思う。」 在日韓国人三世の尹さんは、日本語が母国ではあったけれど、それに慣れてしまわないように努めていたという。 「すらすらと話してしまえば、きっと何もかもを当たり前や普通に塗り込めてしまうのではないか。そんな怖れが日本語に馴れ馴れしくする態度を戒めた。」 今まで学んだり触れてきたりした言語は私にとって"ザ・外国語"なわけで、「言葉と私とが癒着する」感覚は容易には掴めない。 でもそれが時として「無自覚な暴力」になるというのは、なんとなく想像できる。当たり前だからこその他人を顧みない傲慢な態度。 ただ今まで話す言葉には気をつけていたけれど、日本語を話すこと自体が相手を傷つけることもあるということには思い至っていなかった。 無自覚であるということには自覚的でいたいけれど、じゃあすでに癒着している私のような人はどう在ればよいのか?この本を読みながら考えてみたい。
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