
おかか
@95_reads158
2025年10月5日

ある犬の飼い主の一日
サンダー・コラールト,
長山さき
読み終わった
オランダ文学。表紙のワンコが可愛くて手に取った本。コロナ禍の中、オランダの人びとに愛された本らしい。
老犬スフルクとの散歩中の出会いが、50代の看護師ヘンクの一日を大きく動かす。
淡々とした語りの中に、恋と過去と家族の気配がしみてくる。
犬の出番が思ったより多くなかったのは少し残念だったけど、この濃密な一日は彼がいたからこそ。 優しい気持ちになれる本だった。
#海外文学100冊マラソン 008



