
おかか
@95_reads158
積読消化したい。いろんなジャンルを読みます。他のSNSも利用しています。
海外文学100冊マラソン中 (2025.7〜)
- 2025年10月9日カレー記念日中央公論新社読み終わったカレーの香りに呼び起こされるのは、味覚だけじゃない。 思い出、暮らし、人間関係…『カレー記念日』は作家たちの記憶のスパイスが効いたエッセイアンソロジー。 酒井順子「最後のカレー」、辻村深月「はじめてのカツカレー」、稲田俊輔の「カツカレー嫌い」が印象に残る。 読後はカレーが食べたくなった。
- 2025年10月5日ある犬の飼い主の一日サンダー・コラールト,長山さき読み終わったオランダ文学。表紙のワンコが可愛くて手に取った本。コロナ禍の中、オランダの人びとに愛された本らしい。 老犬スフルクとの散歩中の出会いが、50代の看護師ヘンクの一日を大きく動かす。 淡々とした語りの中に、恋と過去と家族の気配がしみてくる。 犬の出番が思ったより多くなかったのは少し残念だったけど、この濃密な一日は彼がいたからこそ。 優しい気持ちになれる本だった。 #海外文学100冊マラソン 008
- 2025年10月1日冷蔵庫探偵 蔵前怜子遠藤彩見読み終わった友人主催のホームパーティーに出席した刑事の真名辺涼。そこで友人がアレルギーの発作で倒れてしまう。事件の手がかりを見つけられない彼に協力してくれたのは、ケータリング業者として居合わせた蔵前怜子だった。 冷蔵庫の中身を見るだけで持ち主の人となりを推察する怜子の観察眼がすごい! コミカルなミステリーかと思って読んでいたけど、涼と怜子の過去が明かされていくにつれ、違った印象に。パワハラ事件の真相には読んでいてなんとも言えない気持ちになった。 料理としてはラストに登場する、使いきれずに萎びた野菜でつくったラタトゥイユが印象に残る。良い読後感だった。
- 2025年9月26日マーダー・ミステリ・ブッククラブC・A・ラーマー,高橋恭美子読み終わった妹とともにブッククラブを立ち上げた主人公。集った個性的なメンバーとともに読書会を楽しむが、2回目の後メンバーの1人が失踪してしまい、仲間たちとともに捜索することに。 最後までドキドキしながら読んだ。真相にはちょっと微妙な気持ちになったが、しっかり伏線も回収されすっきりした読後感。おもしろかった!クリスティ好きならこの事件の顛末、すぐに見当ついたのかな。クリスティ作品が読みたくなった。 #海外文学100冊マラソン 7/100
- 2025年9月18日ずぼら瞑想川野泰周読み終わった禅僧であり、精神科・心療内科医でもある著者による瞑想の本。瞑想がストレスにいいことはわかっていても、なんか面倒…そう思っていたけど、この本で紹介されているのは簡単&短時間でてきるものばかり。私にもできそう! 料理をしたり、歯磨きしたり、日常の何気ない動作でも瞑想のチャンスがあるのだとか。ぬいぐるみをお腹に載せる方法がなんかいいなと思った。 瞑想初心者の人におすすめ。気楽に読めるのも◎
- 2025年9月18日
- 2025年9月8日惑星語書店カン・バンファ,キム・チョヨプ読み終わった韓国発の少し不思議なSFショートショート集。どれも単品で楽しめ、さくっと読める。 本好き、読書好きとしては表題作の「惑星語書店」は設定だけでもわくわくして楽しめた。接触症候群で苦しむ二人の女性が登場する「サボテンを抱く」もよかった。二人が抱きしめ合うシーンは美しくも切ない。 この本に収録されている「沼地の少年」「汚染区域」「最果ての向こうに」は別作品の原型になっているとのこと。機会があったら読みたい。 #海外文学100冊マラソン 6/100
- 2025年9月4日
- 2025年9月4日
- 2025年9月1日本と歩く人カルステン・ヘン,川東雅樹読み終わったドイツ文学。読書、本好きにおすすめ。 本を愛する老書店員の毎日のルーティンは顧客に本を歩いて届けること。ある日、そのルーティンに少女が加わり… 辛い展開もあったものの、すべてがうまくいく幸せな結末に。話のあともカールとシャシャが本を届けに街を歩いてるんだよなあと思うと本当によかったと思う。 海外文学100冊マラソン 5/100
- 2025年9月1日
- 2025年8月25日
- 2025年8月17日妊娠カレンダー小川洋子気になる『おいしそうな文学。』収録 向坂くじら「枇杷のシャーベット」で紹介されていた本。食欲が減ってしまいそうな描写をされている料理の数々となんだかおいしそうな「枇杷のシャーベット」。 小川洋子さんの初期の作品は未読なのでいつか読みたい。
- 2025年8月17日おいしそうな文学。群像編集部読み終わった表紙のカステラを見つめるワンコがかわいい。 豪華執筆陣29名による、おいしそうな食べ物を切り口にした文学を語ったエッセイアンソロジー。 1編が短くサクッと読めるのでスキマ時間の読書に◎ 気になる本の紹介が多く、読書欲が刺激された。 向坂くじらさんの「枇杷のシャーベット」、奈倉有里さんの「空腹の空想」、益田ミリさんの「BIG揚げせんいか&みりん」がなんかよかった。 また読みたい本が増えたので、少しずつ挑戦したい。
- 2025年8月14日ダニー (韓国文学ショートショートきむふなセレクション 11)ユン・イヒョン,佐藤美雪読み終わった韓国文学。 取調室で若い夫婦が刑事から質問されるシーンからスタート。どうやらアンドロイドが何か事件を起こしたらしい。 孫育てに日夜孤独に奮闘する老女、と子育てに特化した青年型アンドロイドが出会ったことで起こった何か。結局詳しくは語られていない。苦く、切ない読後感だった。 #海外文学マラソン(4/100)
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