今から遡ること百年前、新聞を筆頭に世間から「新しい女」と呼ばれ総叩きされた人がいました。 日本初の女性だけによる文芸誌『青鞜』へ参画し行動だけでなく文章で時代を大きく変えようとした尾竹紅吉。 多くの人がアナキストとして知る伊藤野枝とは全く異なった人生を選択するのですが、その生涯を通した諸活動の根源は同じものだと知ることができる貴重な日本初の著作集を国際女性デーの日に紹介します。