
彼らは読みつづけた
@findareading
2025年10月6日

読み終わった
電子書籍
*読書で見つけた「読書(する人)」*
《「今日は『坊っちゃん』の好物だった天麩羅蕎麦がテーマなんです」
そう言って隣に立った女性店員がさっと文庫本を見せてきた。夏目漱石の『坊っちゃん』だ。読んだ跡があるので、売り物ではなく彼女の自前のものだろう。
「ご存じですか?」
「はい。学生時代に読みましたよ」
みのりは本を受け取りぺらぺらとめくった。》
— 砂川雨路著『ふくふく書房でお夜食を』(2025年5月Kindle版、小学館eBooks)
